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人の相談に乗ることはホントは覚悟のいることなんだろうなぁ。

 人から相談を受けるということはありがたいことなのだろう。少なくても大っ嫌いな奴に自分の身の上をあれこれ話してはくれまい。こっちも悪い気はしないのだが、まずは相手がどのようなことを求めているのか、立ち止まって考える。参考意見を聞いているのか、それとも切羽詰まって助けを求めているのか、聞いて欲しいだけの場合もある。そもそも放っておいても平気な奴は、自分でゴイゴイやって、失敗してもケロッとしている。そういう奴ばかりだとこっちは楽だが、世の中そうもいくまい。
 人から意見を求められたときは、まず実際の状況をできるだけ把握する。よくわからないのにアドバイスはできないし、的を得た答えなど不可能である。だから実情が把握できない時は、その旨をしっかり伝え、アドバイスは控えるようにしている。「おためごかし」は双方にとって利益は無い。
 いろいろ聞いていくとお前が悪いっと言いたくなる時もあるが、状況によっては事が余計荒立ってしまうので、相手の様子を見て遠回しだったり、直接的だったり、或はオブラート(最近見たことないっ、若者は知らんやろ)に包んで伝わるように伝える。 ~ 面倒臭いっ!!! ~。
 おっといけねぇ、「面倒臭い」は私の人生に於ける大いなる敵なのである。個人的なDataBassによると「面倒臭い」と言って人任せにする人は・・・とにかくぴんぴんして長生きするには面倒臭いをやっつける必要がある。
 根掘り葉掘りと相手の話を聞いていくと、相手もクールダウンして、冷静になっていく。世の中には色んな人がいて、あなたがいちいちコントロールできるわけがないこと。時として偶発的にジョーカーを引き当ててしまうこともあること。不条理や理不尽と上手に付き合っていくこと。(奴らはどこにでも顔を出してくる)生きてると色々あるわねぇ。
 相談に乗ることは、相手を愛でる行為である。一緒に考えてあげることが相手にとっても嬉しいはず、そういう時間を重ねていくことこそお互いにとって精神衛生上安定した時間を過ごせる気がする。
 覚悟をもって話を聞いてあげてくださいな。
【REG's Diary  たぶれ落窪草紙    1月15日(月)】


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