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梅雨に出逢った「いいね!」の話

  今週は蒸し暑い日が続きました。雨も降ったりやんだりで湿度も高く、日本の四季の中でもすっきりしない時期です。
 こんなことを書く人もいないと思いますが、今週は膀胱炎を患い、排〇時に傷みがあり、処方されたお薬を飲んで大人しく過ごしました。年を取るとパーツの劣化を実感しながら、憂鬱な侘しさを噛み締める日もあります。
 若者よ、掛け替えのない若き日を謳歌せよ。(おいおい)

 暗い話ばかりなので最近久々に「いいね」を感じたお話をひとつ。

 ご本人に許可を取っていないだけど、個人を特定できないし、私の文章は読んでいないので書いてしまいます。

 その方は学識の在る若い方で働きながら情報発信に携わったり、趣味でも完成度の高いところを目指しているようで、とても好感をもっています。
 因みにその方と面識はありません。何でも卒なくこなす才能のある方だと思うのですが、自分評は謙虚でとても奥ゆかしいのです。最近こんなことを書いておられました。勝手に引用してごめんなさいね。
 『その文化や世界を深く味わって、出来ないことをやるのが好きなので、まだ出来ないことを探して楽しく、「出来なさ」をじっくり味わいたい。』

 こういう人はどんどん出来ることが増えて、その完成度も上げていけるのでしょうね。このような毎日を重ねていくと、人生を味わい深く楽しんでいくことができるのだろうなとなんか温かい気持ちになりました。

 とかく人は自分の得意なフィールドに相手を引っ張り込んで、マウントを取りたいと考えがちですが、その繰り返しではそれ以上の広がりや深みは得られないでしょう。成長しない自分ワールドはいつか飽きが来るつまらないものになってしまいます。若い頃は未経験なことも多いので、ハッタリや勢いも仕方ないのですが、それはいつまでも効きません。本物ではないから。
 自分自身の未熟さに本人自身も気づかず、不平不満をまき散らし、それを自分以外のせいにしていく人にならぬよう、私も老体に鞭打って走ります。いや、ゆっくりでも前に向けて歩みます。

 あまり偉そうなことも言えないので、自分自身への戒めも含めて、パーツが傷んでくる年になっても努力を積み上げている若い人の意見は真摯に受け止めて応援していきたいなと思う出来事でした。
 
【REG's Diary   たぶれ落窪草紙   7月13日土曜日】

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