私的3V立ち回りの解説(ディフェンス時の意識編)

お久しぶりですRegです。
もし初めましてという方は以前のNote「私的3v立ち回りの解説(基本攻撃時ローテーション編)」を一読していただけると、今回の内容も分かりやすいような気がします。気がするだけです。


では、今回は私がディフェンス時に意識していることを書いていこうと思います。
正直ディフェンスに関しては個人的にもまだまだ課題が多く、試行錯誤の段階です。
それでも良ければ続きをご覧ください。

ディフェンス時の基本フォーメーションについて

そもそもディフェンスではフォーメーションやローテーションという概念はあまりないと思っています。
ローテーションというか順番(?)のような考えを持っていると「守れたはずなのに失点してしまう」といったようなシーンが出てきてしまいます。

常に全プレイヤーがどの状況、どのボール運びがあっても対処できる距離感を保つ必要があると思っています。

ポジションごとの意識

「ファースト」の選手の意識、役割について


まずボールに対して一番近い人を今回は「ファースト」と呼びます。
この選手はファーストプレッシャーとして相手のボール保持を剥がすことが一番の役割です。

この役割をこなすためには
・常に後ろの味方の状況を把握しておく
後ろの選手の状況次第では、相手をギリギリ自由にはさせない程度にプレッシャーをかけつつ時間を稼ぐ、などの判断が必要になります。

・軽すぎず、しかし後ろが詰まらないようにする
後ろの味方の状況が良いのであれば相手の保持を剥がすために自分が死に役になる必要があります。
ここで下手にボールを奪おうとしたり、下がったりすると後ろが詰まり苦しい状況になります。
ただし軽すぎる飛び込みも結局後ろの人が苦しくなるので、相手がボールキープを捨てるしかないくらいのプレッシャーはかけたいところです。
もちろんここでボールを奪ってそのまま攻撃に繋げられるのであれば全然OKです!

といった二つのことを意識しておく必要があります。
レベルが上がるにつれてこのファーストプレッシャーは早くなっていきます。
後ろの状況次第ではありますが、絶対に相手を自由にさせない!っていう気概で突っ込んでください。

「セカンド」の選手の意識、役割について


「ファースト」の選手のフォローをする人のことを今回は「セカンド」と呼びます。
この選手は先述の通り、「ファースト」のフォロー及びそのまま攻撃に繋げることが役割です。

この役割をこなすために
・常にセカンドボールを拾える位置、距離感を保つ
「ファースト」が死に役として機能した場合にそのボールを拾えるように
フィフティ等で少し予定と違うボールが出た場合は自分が「ファースト」の役割の担うことになります。

これを意識するとともに、「セカンド」の選手は「サード」の役割を一緒に担っている場合があります。
この場合はその時々の判断で「セカンド」の役割を優先するか、「サード」の役割を優先するか変わってきます。
では次はその「サード」の役割についてです。

「サード」の選手の意識、役割について


チームの中で一番最終ラインにいる、もしくは一番シュートを打たれた際に止めることができる位置にいる選手を今回は「サード」と呼びます。
この選手は絶対に点を取らせないことが役割です。そしてあわよくばそのままカウンターを常に視野に入れてプレイしてます。

この役割をこなすためには
・味方の位置を把握しておく
自分が「サード」であることをしっかり認識する必要がある。これを怠っているだけで180°動きが変わってしまうこともある。

・常にシュートを打たれたら止められるポジション、自身の速度をキープする
ここは自身の力量にもよると思う。1vによるディフェンス力やシャドウディフェンスをしっかり鍛えておくと吉。

この選手は最後の砦でもあるので、失点だけは絶対にしてはいけないです。


全ポジション共通の意識

先ほどまでは今自分はどのポジションなのかを認識したうえでの意識・役割を書きましたが、ここからはどのポジションだったとしても共通で考えるべき事項をまとめていきます。

①点を取ることを第一に考える
え?ディフェンスの話じゃないの?って思った方もいるかもしれないですが、ロケットリーグはとても流動的なゲームですので例えディフェンス時でも常に点を取ることを考えてプレイする必要があります。
というよりも守ることに必死になった時点でジリ貧になり失点します。

②スペースを埋める
前回攻撃時にフリーのスペースにパスを通したりシュートを撃ったりすると書きました。
つまり攻撃側は常にそのフリースペースを探しているわけです。
特にミドル(ミッド)と呼ばれるゴール前と、バックボードは空きやすいので、警戒してください。
相手が使いたいスペースを事前に埋める、もしくは使われても阻止できるポジション、意識をしておく必要があります。


③100ブーストは取れるだけ取れ
よく立ち回りで小ブーストの重要性が説かれますが、正直それは本当にゲームスピードが速くまた少し追い込まれている時の話です。
もちろん移動中に小ブーストのルートを通ることは合理的なのですが、100ブーストを取らなくていいわけではないです。
相手に100ブーストを与えないこともディフェンスの一環です。
味方が後ろで守れると確信があるなら中央の100ブーストまで出張しても大丈夫です。

④ブーストが無ければポジションが良くても守れない
③にちょっと似てるんですけど、これは小ブーストを取れって話です。
押し込まれている時にありがちなのが、バックポスト等にはいるけどブーストが10もないって状態。これではシュート撃たれたら止めれるものも止めれません。
こういう時は自陣ゴール付近の小ブーストを回収しつつ後ろ向きのディフェンスをしたり、再度ポジションにつきなおしたりします。
こうやって誰かが頑張って守っている間にカウンターできるほどのブーストを確保します。

⑤でかいクリアをしろ!!!
最終的にこれが一番大事です。
キープしたりパスしたりもめちゃくちゃ大事なんですけど、結局クリアが小さいと相手に拾われて余計に苦しくなるだけです。
レベルが高くなるほど対処されてしまう範囲も広くなるので、とにかく速くデカいクリアを出来るように練習しましょう。


ちなみにボールを蹴ることを選択すべきかキープを選択すべきかといった問題もあると思うのですが、それは次回書こうと思っている「攻守の切り替え編」にて詳しく説明したいと思います。

ここまでが私のディフェンス時の意識になります。
前のNoteでもそうだったんですけど、これはある程度レベルの高い(大体C3以上から)3人での考え方になるので、技術的に足りないところが自分や味方にあった場合は違う考え方をしなきゃいけない場合もあります。
最初にも言った通りまだまだ発展途上だと思っているので、何かご指摘等ありましたらぜひお願いします!




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