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言葉と音で延命

こんばんは。輪郭のぼんやりした夏がさって、秋の気配がやってきました。かき氷もスイカもお店に行けばあったけど、あれは夏だったのかなぁ。人と会わないことは、季節感覚を麻痺させることがあるのだなと思っています。

色々な人の なんとなくの未来とか、緻密に描いていた未来を、コビット19だったり災害は、笑いながら倒して傷つけてきた。でも、それまでと同じく時間は過ぎていくし、私たちは毎秒確実に年老いていく。

確実に死へ向かっている。その道中でやりたいことを出来ない理由なんて常にたくさん数えられる。だけどそこからひょいって立ち上がってみたいと思ったのです。

今まで出会った「こんなクソみたいな日々だけど、出会えてすごく良かった。」って思わせてくれた人たちみたいに。誰かの何かになりたい。

まだ何者かになりたいの気持ちがあるのだなあ。

どうにもならない、言葉にならない気持ちでパンパンな、絶賛厨二病みたいな時期をBUMP OF CHECKENは一緒に歩いてくれて。素敵な青春を、暖かい気持ちをいきものがかりは歌っていて。

正体不明のイライラと、うまく自分を外に出せないもどかしさ。自分で勝手に作った孤独の中でマキシマム ザ ホルモンは、ビリビリの電流で私にエネルギーをぶち込んで。メンカタコッテリのラーメンを喰らわせてくれた。

どうしても周りとうまくいかない、そんな自分を好きだけど嫌い。まだまだ下を向いてごちゃごちゃ悩む心を星野源は包んでくれたし、彼の人生こそが勇気をくれている。優しくも肚に響く言葉を頼りになんとか日々を送ったりもして。

痺れるようなかっこよさ、病みつきになるメロディで日々の風景をガラリと変えた東京事変、椎名林檎。歌詞を理解できる域にはまだいないけど。

最後の集団生活、大学の中で、知らず知らずにため込んでいたドロドロとした黒いものが。私が私を恥じていたことが。大森靖子の歌が刺さって外に流れてきた。耳だけじゃない、体の全方向から全部肯定されて、心を狙って遠くからでも歌声の剣で刺されて。やっとこの人生が良かったと思えて。彼女のお陰で肯定の仕方がわかった。鋭く磨かれた、刺すための、包むための愛があるんだって教えてくれた。

沢山の作品があって、今の私がいる。言葉と音は、これだけ延命できる。音楽恐るべし。

私もそうなりたい。って思うのです。

加えて自分で自分の人生を好きになれるまで、延命をしてくれた人たちにめちゃくちゃ大きいありがとうを死ぬまで届けていきたい。

突然の音楽愛を語る編でした。昨日街を散歩して、急にああ私は歳をとっているって再確認したら。やっぱりこのままじゃダメだって思ったんです。なので、奮い立たせるために書きました。

ここでの目的をしっかり固めなくちゃですね、、

今日もよい1日をお過ごし下さい〜

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