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アトリエ、3週目。

またアトリエに行く日か、アトリエに行ける週は毎回そう思う、先週という感覚がこんなにも短いなんて、覚えているというよりもそのストレスの感覚をずっと抱えているのだ。なので、のほほんとゲームをしていた昨日の方がずっと昔のように思える。ここら辺の時間間隔の捉え方を説明することは難しい。そういうものなのだと悟るしかない。

日々いかにストレスを感じず、生活できるかは自分自身の生活習慣を持てるかどうかにかかっている。なので、気持ちは嫌だけれどもなんとかいつもの時間に駅について電車に乗る。

新宿についた。今日は先々週訪れた中央公園のほうを目指した。

 桜の木は花が散ってすでに萌え出づる若葉に生え変わっていた。それでも、満開の桜のころと変わらないくらいの人たちでにぎわい、併設されたカフェでくつろいぐ外国人客や、芝生に敷いたシートに腰を下ろしてピクニック感覚で楽しんでいる家族連れの光景があった。

私は前と変わらずその公園の周囲の小路を歩く。太陽の日差しに揺れる木々と遠くに見える都会のビル群をスマホのカメラで構図を確かめながら撮影する。心地よい風も吹いてだいぶリフレッシュできた。

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前回行けなかった熊野神社にも寄った。おみくじを引いたら中吉だった。

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アトリエの時間まで何も食べなかった。集中するには空腹の方がいい。絵を描き始めると何も考えなくなった。

今日は周囲の音に邪魔されないで集中して描くことができたと思う。このモデルさんのポーズ最後の週なので20号の大きな筆は使わずnamuraの8号の小さめのラウンド筆で仕上げていく。鉛筆以外は、まだ筆先で描く感覚が分からないのだけれど、後半の方で筆の動かし方が少しわかった気持ちになった。

 前回は黄色や赤などの原色に近い派手な色で塗って行ったのでその上から多めの水で溶いた白を薄くかけていく。顔を描こうかどうか迷ってしまったあたりで集中することが困難になったが最後まで描き切ることができた。

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帰りはどこにもよらずまっすぐ帰る

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帰路の途中、なんだか肌寒くなってきた。

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