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リフォレスターの実力を知るため、一度入れてみたかった!

リフォレスターの解説記事の続きを書こうと思っていたけれど、
思いがけず実験用の木屑を分けていただいたので
嬉しさのあまり、今日は木屑について書こうと思います。

あ、ちがった。

木屑を分けていただいたのは、
東京多摩のハイブラント「東京十二木」お取り扱いの
沖倉製材所様。

まだ、リフォレスターをどう広められるか試行錯誤中で、
でも、一応、リフォレスターとして東京都の「チームもったいない」
に登録できたことから、
まだ、ぼんやりとではあったものの
「クラウドファンディングで広められるだろうか」
「その場合、木箱の材はどこから仕入れられるだろうか」
「東京都の取り組みに参加できたのだから、
 東京都の木材が使えないだろうか」と思いつき、

東京都環境局へ問い合わせ、間に幾つかにも問い合わせして
ご紹介いただいた何件かの製材所さんの中の一つが
沖倉製材所さんです。

面談のお願いのお電話をおかけした時は、
お話が聞ければ御の字くらいに思っていたのですが、
その後HPを改めて拝見して、
「あれ?なんかすごいところに連絡とっちゃったかもしれない」
ハイブランド相手に何聞きに行くんだ私!と、
実は昨晩はほとんど寝られませんでした。

でも、どう足掻いてもこちとらズブの素人なんで、
とにかく何か次の手を思いつくことにつながる
ヒントの一つでも伺えたらラッキーと思い腹を括って行ってまいりました。

私のような素人は、ついホームセンターで扱っている
手頃な材木は結構あるもので
建築木材や、家具用の木材の方が圧倒的に少ないものだと考えていて、
希少な部位だから高いんだと考えがちですが、
その考えが全くの的外れだったことを思い知ります。

多摩の木材は、そもそも希少、
なんせ、東京産の木なので他の県の林業資産に比べれば
全体数は多くない。

しかも、東京のような都会のそばで育つ木だから品質もどうかな?
いや、いやいや、
建材としての「木材」の価値の基準ことはよくわからないけど、
田舎育ちの私には、木の香り、肌触り(あえてそういいたい!)、
鉋屑に見る木目の素直さ、他にもあるだろうけど、
ちょっとテンションがあがっちゃってて
描き始めると止まらないな。
とにかく並じゃないことは事務所に入ってすぐわかり、
事務所に入った途端「ダメだ、終わった。レベルがとんでもないわ!」
と思ったものです。

でも、よく思い出してみれば、高尾山、御嶽山、奥多摩
どこにも、どこでも素晴らしい大木はそれこそたくさんあって、
木の姿も美しい。
訪れるたび森の深さに驚く。
ほんの2週間前にも高尾山のハイキング林道を歩いてそう思ったんだった。

とにかく、
話していただけることは何でも聞こう!と腹を括り、
とりあえず、私の情けないところも含めて全部お話しさせていただき、
工場も見学させていただき、
工場は私的には本当に良い匂いのするワンダーランド!
しかも、沖倉製作所さんでは木屑もバークも余すところなく
使い道が決まっていて、本当に多摩の木に対する想い、愛が深くて
とにかく、すみません、ものすごく楽しかった!

今の私の考えの中のリフォレスターの材としては、
あまりに勿体無いし、高価でもある。
でも、リフォレスターの延長でそれでも何かコラボできるかもしれないと
そんなアイデアのかけらが一つも手に入った気がします。

これだけでも十分、ありがたかったけれど、
リフォレスターの実験用に本来は販売されている木屑を少し
分けてくださった。

これは、本当にありがたくて、嬉しくて!
リフォレスターが何年後かに木として崩れて来た時に
箱自体もリフォレスターに入れられるか、その実験ができること。

それより前に、紅葉樹の枝はリフォレスターで分解できるのは
確認済みだけど、針葉樹はまだ試せていなかった。
これはもう、わくわくでしかない。

実は今日はその後も別にいくつかの奇跡?があって、
結局朝イチで出かけて帰りは日暮れだったので

明日から実験に入って動画を撮る!
何にせよ、今日は何だかありがたい1日だった。
皆さんに感謝!

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