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揺れる女心

50代前半って難しい。
すぐそこまで見えている60代という初老、でもつい数年前までは30代の気持ちを持った40代を引きずる部分もあり。
この気持ちの狭間が更年期障害という症状を生み、心や体にダメージを与える。

私は今その50代前半。女性ですもの、顔が年々変わっていくことが気になるのは当たり前。
つい数か月前までは年齢詐称して自分を偽っていたこともある(笑)

救いなのは、その数か月前に自分が活躍できるフィールドを見つけたこと。ありのままの自分を言葉で表現するには時間がかかったけど、今は自分の年を上手く活用できる立場を得られていると思っている。

だてに生きていなくて、結構ハードな人生を送ってきたからこそ語れるし相手を受け入れて聞くことができる。
なので、私を頼って時には母だと思ってくれると嬉しい。

でもその反面、女性であることは不動。
絶対的に美しく思われたいし、美しくありたい。
恋をしていたい。
(もちろんダンナのことは愛しているよ)

一番拒絶したいのは、自分を偽る事。
つい数か月前までやっていたのにね、やっぱり嫌だよね。
若く見せたいのではなく、カッコ良くいたい。
私は永遠にカッコイイ女性でいたい。

「カワイイ」と言われるのが嫌い。
いまやカワイイって、万能な言葉でしょ。
イヤなんだよね、万能な言葉を無難に言われるのが。

だから、カワイイと言われないように努力はしている。
カッコイイと言われたら心底嬉しい。
だからカッコつけてる毎日。

ハードなスタイルが好き。
鋲が好き。
黒が好き。
パンクが好き。

こういう50代を過ごすのが好き。
でもときどきはぁーって思うのは、50代だから。

潜在意識的にはまだまだ受け入れられてないのだろうこの老化。

揺れる女心。

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あー好き、ジョーンジェット。



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