RTA in Japan スライムもりもり2 大戦車としっぽ団 裏話

新年あけましておめでとうございます。りふです。
昨年の12/27日に行われたスライムもりもり2 大戦車としっぽ団で解説をさせていただきました。今回は等解説までの準備の流れや12月の動向についてお話させていただけたらと思います。

作品はこちら



11月

RTA in japan(以後RIJと呼ぶ)の発表日にスラもり2の採用を見た後。走者の茶メガネさんに解説をさせて欲しいと懇願しました。
快く承諾してくださり本当にありがとうございました。
12/27と知り私のスケジュールも無事12月はパンパンなスケジュールになりました。

当時の予定

11月-12月では私は主にマリオ&ルイージRPG2とマリオ&ルイージRPG3のRTAに注力していました。それもそのはず海外のイベント"Realy Realy Long a Thon"のイベントに内定していてその準備にも追われていてなおかつスラもりの記録狙いも行い世界2位まで順位を上げ堂々と解説者として壇上に立つといった志で過ごしていました。

マリオ&ルイージRPG3!!! Any%

マリオ&ルイージRPG2 All Bosses%

以上2作品 約9時間を12月の上旬、下旬で披露しました。
その後12/18日以降はスライムもりもり2 Any%の解説準備と、台本作成
そして記録狙いで世界2位まで順位を上げる
猛特訓の日々を重ねました。

リハーサル① 12/19

台本を6割整えたリハーサル①
始めたのリハーサルではダジャレのタイミングや、ここでこれを言うといった思いっきり台本通りの解説を行いました。この解説はスラもり2の大体的なRTAの要素を伝えただけなので、今のRIJで披露した解説と比べると非常にパンチ力が低く印象に残らなかったかもしれません。
感想として「パンチ力が足らない」、「ツッコミの能力が欲しい」といった見せ方についての指摘・アドバイスをいただきました。この時は「ヴァクダン岩」という言葉も存在していなかったです。「Lightning staff infinity」茶メガネさんがこの時に命名したものです。

リハーサル② 12/26

さて。このリハーサルに臨む上で上記の課題点であった、見せ方、言葉による引き寄せ方喋るテンポを考え直さないといけないことになりました。
ただ台本を書いてそれを軸に解説をしても一定のテンポで進む解説はきっと心には刺さらないだろう。という考え方と、2時間のゲームでは映画1本のボリュームのRTA。当然同じテンポで進むと「飽き」がやってきてダラダラ進むことになる懸念点も私の中では想定の内に入れていました。ということで自分で足らない所を補うためには・・・?






そう。答えは一つ。漫才で間の取り方や、喋るテンポ。言葉の引き出し方を勉強する事で何か得られるものは無いかと考えました。

お笑い・漫才を生で触れ、感じたことを自分の中で落とし入れてました。
自分はどこで視聴者の注目を引っ張って、どのように見せればいいか?と。
2時間という中でチャートを見直し何か一つでも惹きつけるものはあるか?と考えた結果。今の「ヴァクダン岩」と「Lightning staff infinity」でした。この二つの言葉を綺麗に使うことが出来れば2時間飽きずに見ることが出来て、なおかつ印象に残るだろう。という絶対的な自信の元行いました。
迎えた本番2回目。茶メガネさんのダジャレも更に進化し、より完成したものになっていました。ダジャレは私から「照れると、面白さが消えて羞恥心が出るから全力でやろう」という言葉を濁して伝えました。
リハーサルの効果としては手ごたえはあり、ツッコミを強化ではなくて、話術の引っ張り方で面白さを伝えるような手法に変えたところ中々良い評価だったので私としてはこの解説を本番で一切緊張せずにしゃべる事が大事だと胸に刻み翌日を迎えることになったのです。

それまでの間に記録の方も2時間02分台まで記録を詰める事ができ、世界2位の記録を樹立することも達成できました。


本番まで

緊張はしていました。朝も深くは眠れなかったと思います。私はいつも通り会社に出社し仕事を昼間で行い現地へ向かう事にしました。が、そこで事件が発生したのです。

それは、新幹線の道中で、練習ついでに一本走ろうと意気込んでいるとバグ技を発見してしまいました。これをすぐにXにPostを行い情報を集めました。海外勢のGhostkumo氏によるTAS動画の提供などによって私は新幹線の中で研究と再現性について考え始めました。
---30分後、私の考えるものとGhostkumo氏による考えが一致。それで再現性が取れればこのバグ技の証明が完了となる。といった考えの元。両手でボタンを押す23歳一般人が新幹線の中で完成しました。


二つとなりにいたおじさんにはどんな目で見られていたのか正直分かりませんがきっと思う事はあったでしょう。ごめんなさい。再現性が見つかり走者:茶メガネさんに報告。後日談によるとあのバグが見つかってすぐ練習を開始したが難しくてできなかったというほど難しく、私の再現度も1割程度の成功率と困難を極めていました。

本番

会場につくやいなや、茶メガネさんにコツを伝授。茶メガネさんの3DSのボタンの効きが悪かったのでボクの3DSを貸して本番一発で1F技を決めたときは何も考えていなかったのでスゲーっとぽかんとしてしまいましたw
ちなみに本番開始15分前に会場に到着しスタッフさんに「バグ技のコツを教えたい、けどトイレも行きたいぞ!」といって慌てさせてしまいました。ユタポンさんゴメンネ。

本番では緊張をせずに、私の解説を通し切ることが出来ました。解説の出来としては本当に良くできていると思います。高笑いを普段配信ではする人なので音声的にしないようにしていましたので笑い方に違和感がアリアリでした。でも、楽しかったのでOKです!!!


最後に

茶メガネさんとは、少年ヤンガスを始めDQMJ、DQMJ2pro等RTAが被っているのも多く、普段より仲良くしているのもあり、このような形で出来たと思います。ありがとうございます。

スラもり2の記録狙いは、2024年もう一回大きな記録狙いをします!!!

茶メガネさんとの共演作品はこちら


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