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やっと秋が始まる

「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当によく言ったもので。秋分の日の当地、今日は一日、朝から爽やかな風が吹き抜ける、とても心地よい秋のお日和でございました。昨日まではまだ日中もムシムシしていて過ごしづらかったけれど、やっとやっと秋がやってきた、そう感じた次第です。

いつの頃からか、春分の日を迎える度に「これから半年後の秋分の日まで、どうか無事に過ごせますように」と心から祈るのが毎年の習(なら)わし。なぜなら、わたくしは本当に夏が大の苦手だからです。ですから、毎年3月下旬には「これからの半年間、どうか無事に過ごせますように」とひたすら神様にお祈り申し上げる。そして、なんとか無事にそれから半年間を過ごして、やっと秋分の日を迎えられたら「神様、ここまで無事にお守りくださって、本当にありがとうございました」と感謝の祈りを捧げる。それがもう毎年のことになってしまいました。

そもそもわたくしがこれほどまでに夏がダメになったのは2010年の酷暑を経験してからなんです。今でも覚えています、9月に入ってからも、全く日中の最高気温が下がらず、夕方の大阪発のニュースで翌日の天気予報の最高気温の数字を見る度「まだ下がらんのか?」とげんなりしておりました。あのとき、あまりにきつい残暑がいつまでも続くことに、なんだか精神的にもやられちゃって。以来、夏が致命的なまでにダメになりました。

けれど、今年はあの2010年の酷暑をも上回るひどい暑さだったとか……。今はもう幸いテレビを見る習慣がありませんので、2010年のような思いに至ることはありませんでしたが、それでも体感的にーー9月下旬近くになってもひたすら蒸し暑い、今年の暑さにも大変まいっておりました。

しかし、やっと今日、あの蒸し暑い夏独特の空気が去ってくれたかな、と感じて、もうそれだけで本当に心の底から安堵いたしております。わたくしは夏の暑さーーというより、この日本の蒸し暑い夏がダメ、なのです。さらっとした夏以外の空気のほうが断然過ごしやすい。冬の朝の寒さなんてーーまぁ、とは言ってもここ滋賀県東部の、という条件がつきますけれどーー、わたくしは確かに0㍘も、今年は既にどうやらあちこちでカメムシさんが大発生しているらしく、となると、この冬もまた大雪なのかしら? と思ったりもいたします。天気予報では今年は冬もあたたかいーーなどとおっしゃっておられますが、はてさて、どうなるのでしょうね?

ちなみに、わたくしは温暖化説をあまり信じてはおりません。というか、逆に地球は寒冷期に向かっているとさえ思っております。今の全地球規模での高温は、寒冷期に入る前の一時的な気温上昇に過ぎないのだと。まぁ、寒くなったらなったで穀物が取れないとかいろいろと問題はあるのですけれども。そんなこんなで、わたくしはあんまり温暖化に懸念を抱いていないーーのですが、でも、やっぱり実感として毎年夏を過ごすのが本当にやっと、といった感じになって久しいので、それには本当にまいっております。

でも、確実にこれからは寒い季節に向かっていくので、それだけでも本当に救われる思いです!! 今年の秋はいい秋になればいいなぁ。なぜなら、今年の三分の二近く、ここまで過ごしてきて、結構大変だったから。最後の三分の一くらい機嫌よく過ごせたらいいな、そう思っております。

どうぞ皆さまにとりましてもよい秋になりますように。God bless you!