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理解の範疇を越えると笑うしかない


仕事帰り。

いつものように車を走らせていたら右斜め前に見たことのないものが視界に入ってきた。


何処にも寄らずに帰るつもりだったけど直感で「見に行け」。


それが見えた方向に向かう。


近付く程にその大きさを感じてテンションが上がっていく。


すぐ近くの道路脇に車を停めてそれに近付いていく。


近づくも何もその時点でとんでもない大きさに言葉が出ない。


自然と小走りになってもっと近づいていく。


ポケットからスマホを取り出して少し立ち止まってカメラでカシャッ。


真ん中の黒いのはエレベーター、車がミニカーみたい


圧倒される大きさ。

大きい。

大きいを通り越してデカい。
デカ過ぎる。


少し歩いて場所を変えて全体を撮影しようとするけどどうやっても枠に入らない。


同じ様にカメラで撮影している方もチラホラいて、その内の一人の方に声をかけられた。

「大き過ぎてカメラに入らないねぇ、笑」


思わず


「ですね、笑」


と返す。


何をどうやって撮影するのが正解か分からないまま何枚か写真を撮影する。


ただ、どうやっても満足する写真が撮れなくて。


もう、わけが判らない


笑っちゃう。
もう笑うしかなくて。


そんなこんだで少しずつ冷静になって色々観察していくと想像を越えるその凄さが分かってくる。


大きさはもちろんなんだけど色んなことが自分の常識の範疇を越えていて。


外が見えるエレベーターがあったり、広〜いラウンジと思われる施設があったり、何だかもう動くホテルとかマンションとかみたい。


何ですかこのゴージャスでセレブな感じは。


船内もきらびやかで優雅な時間が流れているんだろうな、なんて想像して。


明日の早朝は船上から朝焼けの富士山が見えるんだろうな、とか。



ダルっだるの着倒したスウェットとか着ている人はいないんだろうな、とか。


特別な時間、特別な空間。

外からしか見てないけど、色んなことを想像(妄想)して楽しい時間を過ごせました。





家に帰って子にちょっと自慢げに写真を見せたら

「ふーん、で?」 


これが現実、笑。



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