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1万分の1は誰かにとっては1分の1

先日参加した講習の中で講師から労働災害の話があった。
とある事故の事例。

事故が起き、不幸にも亡くなられた方がいらしたとのこと。
事故が発生した企業は1万人以上の従業員が働いているような大企業。

事故後、亡くなられた方のご家族の元に企業から社長や上司らが弔問された。


企業側は謝罪の意を表し、お悔やみの言葉も述べたのだがご家族(亡くなられた方の奥様)から


「企業にとっては1万分の1の社員で代わりの人は他にいるかも知れません。でも、私(奥様)や子供にとってはかけがえのない、代わりのいない1分の1の存在でした。だからこうした事故が二度と起きないようにして下さい。」という主旨の言葉が返されたとのこと。



確かにそうなんだ。

たくさんいる人(集団)の中の、探せば他にも同じ様な人が何人も居そうな一人かも知れないけど、誰かにとっては代えの効かないたった一人の人。
唯一無二の存在。



自分の周りを見るとどうだろう。
家族、友人、頼りにしている(全員ではないけど)職場の人達、時々しか会わないけど親戚、、、
それから忘れてはいけない日頃お世話になっている大スキなnoterさん。


いなくなったら困る、誰もが代わりの人がいない方々。



みんな大切な1分の1。




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