これで終わりだと思って満足したら、それはもう本当に終わりなんだということ
仕事にしても勉強にしてもスポーツにしても趣味にしても。
何かをしていると「これで良し!」と思うことがある。
やりきって、達成感も得られて、満足して、「よく頑張った、自分を褒めてあげたい」なんて。
それはそれで良いことだと思う。
そんな感覚になるのはごく自然なこと。
そう思えないと物事の終わりなんていつまで経っても来ることなんてないし。
区切りがないと、どこかのタイミングからは「ただただ苦しい」だけになってしまう。
一つのことが終わって、ホッとする。
自分だってそう。
「やっと終わった~」って、笑。
大変な事が多くて、たくさん苦労したなら尚更で、終わった後には脱力して余韻に浸りたい。
それはそれで良い。
そういう時間は必要。
無いと困る。
問題はその後。
やりきって満足して終わるのか。
それはそれで一つのことが終わって、次は、と思えるのか。
もちろん、振り返りとかが必要なのは判っているんだけど。
今までと同じでも問題はないこともある。
現状を維持することだって簡単ではないし。
続けることって意外と楽じゃないし。
ただ、次を狙っている人は居て。
今より良いものを生み出して、認められたい、評価されたい。
誰かに認められたい、必要とされたい。
今度は、次こそは自分がその立場になりたい。
そう思っている人はたくさんいる。
ずっと変わらないで同じでいて、「ありのままでいいよ」なんて言ってもらえる人は本当に僅かな、稀有な人だけ。
ここから先、何をするのか。
自分に出来ることは何か。
ずっとそんなことを考えている必要はないんだけど、ちょいちょい意識していられたら、少しだけかもだけど自分が磨かれていくのかな、なんて。
今よりも自分のことをスキになれるんだろうなって、ほんの少しだけ期待できるかも。
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