言葉遣いの達人にはなれそうにない
言葉についていけない。
聞き取れないとかではなく(ホントは「あ?」とか「はい?」となることはある)、次から次へと生まれてくる新しい言葉についていけていない。
年末に発表される流行語大賞でも中には知っているのか怪しい言葉もある。
って言うか知らない言葉が年々増えている感じ。
「観る将」ってなに?
(改めて調べてなるほどと思った)
あ、DXとかNISAとかはギリわかる。
本音を言えば「日本語でOK!」と叫びたいけど。
10代、20代の若い世代が使いこなせている流行り言葉なんてお手上げなのです。
たまたま読んだあるnoterさんの記事に「自担」という言葉があった。
ん?
それってなんですか?
少し考えてみた。
自分のことを担当して面倒をみてくれる人のことかと思ったらそうではないらしい。
うーん…
考えても判らないのでGoogleセンセーに聞いてみた。
わかったのは
らしい。
判ったような、判らないような。
更に「同担」、「担降り」、「自担に沸く他担」などの言葉もいつの間にやら爆誕していた様子。
こうした新しい言葉はどんどん生まれてくるけど入れ替わりはそれなりに激しい。
数年経つと「久々に聞いて草」なんてなることも。
ちなみに過去(割と最近?)の流行語大賞は
2016「神ってる」
2017「インスタ映え」&「忖度」
2018「そだねー」
2019「ONE TEAM(ワンチーム)」
2020「3密」
2021「リアル二刀流/ショータイム」
2022「村神様」
2023「アレ」
まだ使われている言葉もあるし、そう言えば…、なんて言葉も。
今現役で新しい言葉を使いこなしている世代は10年後20年後、その先の30年後に全ての言葉を使いこなせていられるのかな?
今の自分みたいに新しい言葉に乗り遅れることはないのかなぁ?
新しい言葉。
使い易い、分かり易い、相手に伝わり易いのであれば増えて広がっていけばいいと思う。
でも無理矢理言葉の意味をねじ曲げたり、短くして略語にしたり、異国の言葉で表したりしていることもあるけど、使うことが想定されるであろう人に浸透して使いこなせているかと言うと微妙だと思う。
例えば
SDGSと言う言葉
知っている人=持続可能な開発目標
判ってない人=ああ、あの何だかってヤツ
そんな説明しかできない人って多いと思う。
他の新しい言葉だとその割合は増えているのかな、なんて。
新しい言葉は必ずしも分かり易い言葉ではなくて。
伝わらないのであれば、昔の言葉、正しい「日本語」を遣えば良いと思う。
流行りに乗るのも大切だけど、その状況に適した言葉を遣って、言葉そのものを端折ることもしないで確実に相手へ自分の思いを伝えるようにしたい。
でも気を付けたいのは回りくどくなったり、無駄に長くなったりしないようにすること。
これをしてしまうと面倒くさいヤツになっちゃうから。
丁寧になるのか、ウザいになるのか。
それとも新しい言葉を遣いこなせるようにならないといけないのやら。
ちょうど良いって言葉選びって意外と難しい、笑。
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