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『 I = 愛 』


自信って

何かをやり遂げて

何かを作り上げて

成功を手に入れて

手にするものだと思っていた

でも本当は
何の根拠もなく

自分を信じる

ってことだったんじゃないの?

唯、自分だから。

なのに。


ずっと自分にOKを出せないわたしだった

うまく行った時も
「私の力じゃない。あの人がいたからきっとうまくいったんだ」

そんな言葉を吐くわたしの側で
ある人は悲しそうな顔で言った

「そんなの、あんまりだ! 自分が可哀想すぎますよ・・・。」

ずっと

愛される人を目指してきた

愛される価値がある自分を

でも

それって苦しい

今のままでは

ありのままの自分ではダメだということだから

そんなの あんまりだ!

自分が可哀想すぎますよ・・・

気づけば
わたしはこの世界にいた

きっと
それと同じように

わたしはわたしを愛していたに違いない
当たり前のように

価値ある人間になれ

教わるまでは

本当は
愛するのに

何の理由も意味も要らないのに

だって

何も持たずとも
わたしは生を受けたのだもの
この世界に


このわたしは

頑張っても偉くならないかもしれない

誰からも褒められないまま死んでいくかもしれない

わたしはわたしの期待を裏切り続けるかもしれない

それでも

それでも人は

きっと
自分を愛するように出来ている

じゃあ

自分を愛するって
どんな気持ち?

思いっきり声を出して笑っている時の気持ち

知らぬ間に好きな歌を口ずさんでいる時の気持ち

夕焼けを見て思わず
“あぁ!!きれいだなぁ!!”って見惚れている時の気持ち

そんな時のわたしはきっと

生まれたままのわたしと一緒にいるの

嬉しいを分かち合える
一番の仲良しだと気づかないまま


なんだ

無償の愛って

わたしたちが握って生まれてくるものだったんじゃない


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