脳が騒がしい時にしてること

ボクは、脳内が忙しく、騒がしくなりやすい。
でも、落ち着けるためのテクニックがいろいろあるのを知った。
10代の頃は、今の何倍も脳内が忙しかったので、その頃から知っておけばよかったなって思ってる。
こういうのがあるんだ、と知っておくだけでも便利かと思って記事にしてみた。

「脳が忙しい」というのにも種類がある。

  • タスクが増えてカオスになり混乱する。

  • アイデアがどんどん湧き、脳内がスパークしてハイになる。

  • 地震や事件などの強いショックのあと、いろんな想像が止まらなくなり不安になる。

  • なにかの不安があり、ずっと心配してしまう。

2つめの「脳内がスパーク」はアイデアを作っている時には必要だが、他は悪影響しかない。「脳内がスパーク」もアイデアや楽しみの時以外には邪魔になったりする。

これまでいろんな事を試してみて、それを整理する技術が見えてきたので、現状を共有するのがこの記事です。

ノートを書く

ノートの見開きに、とにかく今考えている事を書く。
ボクはB5の大学ノートをつかっているけど、なければなんでもいい。
考えていることがなければ日記でもいい。とにかく見開きを全部埋めるように書く。
とりあえず「あー、いま混乱しているなー」と思ったらノートをやる。

これは
『ずっとやりたかったことをやりなさい』(ジュリア・キャメロン 著 / 菅靖彦 訳 サンマーク出版)
という、少々胡散臭さいタイトルの本に書いてあった。命令形のタイトルの本には胡散臭さを感じる。原題は The Artist Way。こっちも少々・・・。
しかし、一応試したところとてもよかった。(なんでも試してみるのが自分のいいところだと思ってい込んでる)
かなり古い本で、本屋で見るとタイトル以上に胡散臭いオビがついていたりするので不安になるが、中身は良い。
もっと細やかなテクニックがあるので興味があれば読むと良い。
VRMV「ELV.HALL000 - ゆめのなか ( illequal remix ) -」はこのノートを書いていたおかげで、なんとか公開まで作りきれたと思っている。

脳内が忙しくなる前にこれをやると、回避できる。
机に向かった時、作業にとりかかる前にやると日々安定して良い。

瞑想を1分する

瞑想は宗教的なイメージが強いけど、実は脳をコントロールするテクニック集だ。これも試してみたところ良かった。
すぐできるので、1分でおわる簡単な瞑想を紹介してみる。

できれば静かな場所で、椅子に座るか、地べたにあぐらをかく。
背筋をのばす。椅子なら背もたれから背を離す。
背筋は後頭部をひっぱりあげられたかのようにスッと上に伸ばし、
アゴは、クッと引く。目を閉じるか半目になる。
鼻から深呼吸。吸って、4秒止めて、5秒かけて吐く。これだけ。1回でおわり。

少し気分が落ち着いていたら、いいなと思っている。

地べたにうまく座れない時は、吊られたフックをイメージするといい。
地べたなら、お尻の下に丸めた座布団を敷いて腰を少し高くすると良い。丸めたパーカーでもなんでもいい。

なんか不穏な図になってしまったが、しょうがない。
大仏のポーズすね。

身体の姿勢の事を丁寧に書いたのは、姿勢がいいとうまく行きやすいからだ。単に成功率を上げるテクニック。

これは元グーグルの人が書いた
「サーチ・インサイド・ユアセルフ」(チャディー・メン・タン 著 , 一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート  著 , 柴田裕之 翻訳)
という本に書いてあった。
グーグルの人が瞑想を勧めるってどういう事だ?と思って読んだら面白かった。海外でZenとかYogaとか流行ってる理由がわかるなあって感じ。

ちょっと話が逸れるが、女性雑誌や女性インフルエンサーがやってるような事をすると、生活がめちゃめちゃ快適になる。
部屋をいい香りにするとか、お風呂でのリラックスとか、ストレッチだとか、ああいう一見自分とは関係ない事を取り入れて遊んでみるのも楽しい。


3分の瞑想

もし、1分の瞑想がいい感じだったら、3分の瞑想もやってみる。
1分と同じポーズで、同じ深呼吸をする。

少し経つといろいろな考えが浮かんできてしまうだろう。
「このあとの予定」「手を付けてないあれこれ」「今日ごみの日じゃん」とか。

そしたら「いま『今日ごみ日じゃん』って考えてるな」と、浮かんできた考えを「ただ観察」する。払いのけたり、無理やり気を逸らさない。
そしてその考えを掴んで、スッと遠くに離す。
考えがどこかに流れていくのをイメージして、集中を呼吸に戻す。

しばらくするとまた考えが浮かぶ。また掴んで、スッと離す。呼吸に戻す。
これを繰り返して3分やる。これだけ。

呼吸に集中するコツは、鼻や唇を通る空気やその音に注目する。
喉や肺がやりやすい人もいる。

これは3分じゃなくても、好きなだけやってよい。
長い人は30分とかやるらしい。4時間やったというのも本で読んだ。
やりすぎだと思うが、サウナなどと同じで、ハマると過剰になっていくのかもしれない。

落ち着いてきたら注目する先を、呼吸から外に向けてもいいだろう。
周りの音や、体のまわりの空気の流れに注目する。これもきっといい気分だと思う。

うまくいかない人は動画がある。
最初はこれくらい丁寧にやってみてもいいのかもしれない。
https://youtu.be/kg5L2aIMOHg

毎日やるとドンドンうまくなっていって日常でも脳がざわつかなくなってくると聞くが、ちょっとざわついてきたなと思ったらやるくらいでもいいと思う。良いと感じる人は毎日やってみるのも面白いと思う。(朝と寝る前が良いらしい)

おわり

映画を見て外に出ると、妙に気分が晴々している事がある。
瞑想をすると同じような気分になる。
どうやら人は、何かに集中している時間を過ごすと晴々とするようだ。
その集中を、外部から楽しみとして提供すると広義のエンターテイメントとなるし、内部から起こそうとするとノートや瞑想になる。
表裏一体のものなんじゃないかなとボクは思っている。

瞑想するのに良いワールドとかあれば、ホームワールドにしておいたりしたら良さそうだなと考えたりしている。

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