DJをやってみる
#DJ
日記のような記事です。
家を出て遊びにいく気にもなれず、とはいえ、最近は家で熱中できるモノが仕事以外にない。頭を使って延々と深堀りできるようなものが欲しくなり、DJをやってみるのはどうだろう?と思いついた。音楽とその奥にある文化や発生している物事を掘りつつ、平行して外に出すものとしてDJは良さそうだ。そして、趣味を表に出すのに慣れておくというのにも良さそう。これサボると趣味を出すべき時にうまくいかず、昔やったことを出すだけになったりする。油断するとどんどんできなくなってしまう。と、いろいろな理由をつけてスタートしてみた。
ムードをつくる(マジックザギャザリングに似てる)
やっていると、すでに手元にあるカードで組んだり、強いカードを中心に組んだり、昔あそんでいたマジックザギャザリングのデッキを組むのと似ている。
デッキを組みながらこれは既製品を集めて「あるムード」を作っていくおこないなのかもと思った。BandCampなどにある音楽を聴き、集めて、あるムードを作っていく。手を動かしてモノを作るのとはまた違った趣がある。
ムードそのものを表現するのとダンスミュージックという楽しさが合わさったものがDJセットを作るという事かもな。そう考えるとプロデューサーにDJをやっている人が多いのも良くわかる。
ムード作るといえばアートディレクターもそういうスキルなので、アートディレクターによる攻めのDJセットとかも聴いてみたいすネ。
LOST DECADEの配信の時、トマドさんは最初ゆっくりでだんだん気分を上げていったし、オカダダさんは5分前と全く違う景色がどんどん更新されるようなDJをしていた。きっとこの先に、デッキの組み方や戦略など、まだ見えない「そういうもの」がいろいろあるんだろう。
(リアルタイムストラテジーにも似てる)
プレイ中はリアルタイムストラテジー(にゃんこ大戦争とか)に似ている。考える時間、待ち時間と、アクションをする時間が交互に来る。
とはいえ、まだまだよくわからない。今イイ感じになっているのかどうかもわからないままやることになる。なんかぐちゃぐちゃになったな…みたいなこともよくある。
DAWを使っていちど納得できるようなMIXを作ってみると、自分が狙いたい形が見えて良いのかも。
理想的な音楽ぜんぜん見つからん
「いま自分が見てる時代のムードここらへん」みたいなデッキを組みたい。そう思っていろんな音楽を聴いて集めてみている。
すこし気を緩めると昔から聞いてるだけのやつとか、思い出のやつみたいなのをデッキに組み込んでしまい、ぜんぜん今じゃなくなるので、何度も立ち戻って出来るだけブレないよう気を付けている。
好きな曲を集めても、全然いいデッキにならないというところが一番難しいところかも(やっぱりMtGに似てる)。
新しくリリースされた音楽でデッキを組んでも別に今のムードにならないのもおもしろい。新作だけを見ててもしょうがないんだな、とか、気づきがある。このデッキを組むには90年代のここらへん掘らないとしょうがない・・・みたいな事もある。
そしてぼんやりと頭にある「こういう感じ」がほんとに全然みつからない。それでも少し見つけたのを少し貼る。
https://siximpala.bandcamp.com/album/wflytd
上の undescores も six impala のメンバーらしい。
https://open.spotify.com/track/3CXCtE8qJIFtUJJZRKCcXC?si=4UwKaMp_QOqg9Ju2uE2HSg
https://open.spotify.com/track/38mvjp44tQinZaOnqToWQV?si=nMmVQOikQ9--WFIc9Zp3Ow
https://open.spotify.com/track/6WfL1pwMyFf3IvFWLnre4P?si=JTTSRYUdRE2NFV3l95tafg
家にこもっているせいか、部屋で聴いて気持ちよく、外のように音が広く響いてるようなものに反応してる気がする。
今のデッキができたら次は今の16歳くらいがウオーとなるようなデッキ組みたい。
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これは、物作りの人が一度やってみると思った以上に学びがあると思った。
しつこく掘って見て聴いていくことで何かが(デッキが)生まれるというのが、体験としてすごく実感しやすい。手を動かす以外の手法を探してる人(アートディレクターになりたいとか)に良さそうだと思った。
以上です。
ここでたまに配信しています↓
https://www.twitch.tv/reeezndreeeznd
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書いた人:ReeeznD
http://instagram.com/reeeznd/
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