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菊花賞穴馬情報

【ディープボンド】
父キズナ。母ゼフィランサス。母の父キングヘイロー。
日本ダービーはコントレイルから0秒9差の5着、神戸新聞杯は0秒5差の4着、成長とともに着差は縮まっています。神戸新聞杯は2番手を先行して中京の坂で止まることなくゴールできました。ディープボンドは高い心肺機能を持ち、豊富なスタミナが自慢です。京都コースは4戦2勝、3着1回、京都新聞杯優勝実績もあります。長く良い脚を使えるスタミナがあるので、京都外回りコースへの適性が高く、距離延長で大きく変わってくる可能性を秘めています。
【ロバートソンキー】
父ルーラーシップ。母トウカイメガミ。母の父サンデーサイレンス。
ロバートソンキーは1勝クラスの身ながら、前走の神戸新聞杯で見事3着に入線して菊花賞出走権を獲得しました。神戸新聞杯は後方12番手を折り合って追走。直線は上がり3位の35秒7の末脚で伸びて3位に入線、伊藤工真騎手の完璧な騎乗も後押しました。人馬一体の競馬で菊花賞での好走に期待したい穴馬です。デビューから無理のないレース間隔をあけて、ここまで4戦、疲労蓄積もなく順調に成長を促すローテションに好感が持てます。
【アリストテレス】
父エピファネイア。母ブルーダイアモンド。母の父ディープインパクト。
デビューからの成績は8戦3勝、2着4回、連対率87%です。出雲崎特別(1勝クラス)、小牧特別(2勝クラス)を2連勝中の上がり馬です。出雲崎特別(1勝クラス)では、豊富なスタミナを見せました。向こう正面から、早めのロングスパートを仕掛けて、直線では1番人気のフライライクバード一に抜かれますが、勝負根性で抜き返して勝利しました。スタミナと勝負根性は一級品です。菊花賞はルメールが騎乗、名手の手綱さばきで一発激走の可能性もある穴馬です。
【ヴァルコス】
父ノヴェリスト。母ランズエッジ。母の父ダンスインザダーク。
菊花賞トライアルのセントライト記念は5着。跳びの大きなヴァルコスにとって中山コースは狭かったようです。叩き良化型で休み明けを使って良くなるタイプです。1度使っての上積み効果に期待できそうです。母父ダンスインザダークは長距離砲血統です。無類のスタミナを受け継いでいます。京都芝3000mを最も得意にしているダンスインザダークの血脈は重視した方が良さそうです。
【ビターエンダー】
父オルフェーヴル。母ビタースウィート。母の父Afleet Ale×。
皐月賞からプリンシパルS(L)を使って日本ダービーを使わざるを得なかったのは、陣営の誤算でした。プリンシパルSは3番手先行から抜け出す強い競馬で勝利しました。ここでピークを迎えたためダービーは10着に敗れました。その後は菊花賞へ照準を絞って調整してきました。神戸新聞杯出走は賞金的にクリアしていたこともあり、菊花賞は完全な叩きレースでした。疲労を蓄積せず菊花賞へ参戦できることは、マラソンレースを勝つための重要なファクターです。成長力豊富なオルフェーヴル産駒で、夏場を越しての成長力もあり、好走できる条件は揃っています。

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