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one day photo_04

配置の練習しかしていないけども、写真の読み方もちょっとだけ教わったりしてなんとなく読めるものも出てきた。
カメラを買うよりも写真集とにかく見ろというのは確かに。
正中の配置と四辺のライン、空きのバランスを取ることは理解できた。風景写真の教科書では萩原史郎氏が4辺閉じ/4角留めあたりを開設していたけど、美術写真の方読んだほうがここは理解しやすかったかな……。
画面がある程度整理できるようになるとビジュアルウェイトって確かにあって、正中保ったままどこに移動して周辺をどう整理するかを考えるのでいろいろ歩くんだなとか、蛇腹のカメラでシフト/チルトはそもそも画面整理の機能として必要だったんだなと思った。手持ちでもできるけどアイレベル調整以上の事、特に上側に煽ると線が汚くなるのはどうしたらいいんでしょうね。建築とか、風景で言えばハーフドームとか縦に長い構造体ってあれ望遠で圧縮しつつ傾けないとあんな奇麗な直線になんなくない……?

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前回のこの疑問は尾上太一氏の北前船という写真集見ていて大体理解。背景知識がかなりあって、そのうえで画面には①と②が調和して配置されていないといけない。みたいな感じで組まれてるんだけど、北前船の歴史を追う上で各地で何をどう伝えるかをちゃんと視覚言語に落とし込んでるんだなぁと感心した、しかもめっちゃ奇麗に写真が整理されていて不要なものが写ってない。マグナムフォトの説明でも言われたけど、不要なものを省く、必要なものだけを全部乗せる、絞り切って画面を整理する。というのが行われているためボケた写真は北前船に一枚もない、感動。

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日の丸構図ってよく言うけど、ただ真ん中に置くんじゃなくて正中を撮りつつ画面のほかの要素すべてがグリッドを描くように整理する、みたいなことでいいのかな。グリッドになってなくてもいいけど、とにかく整理するっていう。

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整理の度合いがあるレベルを越えると本当に画面の中が止まっているように僕には見えるというか、不思議な空間の広がりや不安を覚えるので、そういうのがちゃんと出るように整理を続けていきたい。
あと絞り切るからレンズそんなに買わなくてよかったなー……もうこれ以上レンズもカメラもいらんわ……。Z5使いたいけど重いから40㎜f/2だけは持っておいてもいいかなと思うけど……。


登山ブログを書いたり、山で写真を撮っています、登山写真で気が付いた技術をひたすらつぶやきます。