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one day photo_09
陸前高田、話す写真、Storm Last Night、人間の土地あたりを読んでいるけど人間の土地が一番エネルギーに溢れていてびっくりした。奈良原一高の最初の展示会のものらしいけど素晴らしい写真ばかりだった。
奈良原さんの写真は他にも見たいものがあるので探してみたい、ドラム缶が画面真ん中に浮いているやつ、あれ何に収録されてるんだろう?
畠山直哉さんの講和をまとめた話す写真は知識の深さや見識に驚かされる。コンセプトとなる問題定義や問いは知識から生まれて、それが写真で表現される。大学時代に戻った気分。
津田直さんは前回も借りたけど今回は別の写真集、超横型フォーマット。空気感というか風というか、目が異世界に連れていかれる。
いわゆる美術館に飾られる美術の写真と、商業の写真と、報道の写真はそれぞれ写真というメディアでありながらそれぞれ全く独立していると感じる。いろいろ見ていると自分はその中のどの分野が好きなのか、興味があるのかがわかってくると思った。その地図があればもっと楽しくなりそうだ。
杉本博司の写真集は学生時代に見たことがある、コンセプトアートなんて全く今もわからないけど、シアターは衝撃的だった。それにボケた建築写真を撮影して、建築家がそれを作る前に頭の中で想像した形を描こうとするシリーズも記憶に残っている。
ボケを使った写真って今見ている界隈だとほとんどなくて、絞り切って美しく配置を整えると、ボケは使う必要ないんですよと言われているよう。
もっと前にこう思っていれば、フォーサーズを使ってた。撮影倍率も高くて便利だし。
杉本博司や畠山直哉の作品に模型を撮影するシリーズがある。光に注意を払えばそれは本物に見えるという話が合って、光の知識が無い僕は5センチほどの石膏像にデスクライトで光を当ててその表情の変化を見ることを始めた。5センチだって最初見たときにわからなければ、いいなと思う。
来週は石元泰博さんの桂が来る、今一番見たいのは柴田敏雄なんだけど写真集がさいたま市の図書館にはないらしい。全国検索かけてもらおうと思う。
登山ブログを書いたり、山で写真を撮っています、登山写真で気が付いた技術をひたすらつぶやきます。