執筆活動で僕がかなり苦戦した話・1

 今回は、僕が二十代半ばから現在(三十代半ば)までの執筆活動でかなり苦戦した事を曝け出したいと思います。

 正直、未だにかなり苦戦中ですので、【僕がかなり苦戦した話】なのか【僕がかなり苦戦し続けてる話】なのかは、あまり深く考えないで頂けましたら幸いです(;^ω^)

 全三記事でお伝えしたいたいと思います。(終わりがあれば、最後まで走れる。←の精神を尊重し、全三記事に致しました)

 もし執筆活動をしていて、『周りの人達が凄すぎて自分に執筆はどうだろう……』と、お悩みの皆様。こんな馬鹿野郎も約十年、ゼロスタートで執筆活動し、鳴かず飛ばずでも現在まで続けてますので、ほんの些細な安心をしていただけましたら幸いでございます。

1・短い文章と語尾で苦闘、苦悩

 語尾、『です・ます調』『~だ。~である調』でお馴染みの、アレです←アレって、漠然すぎ( ゚Д゚)

 僕が初めて執筆した時、どうしても『~です。~だ。~だった』から離れられませんでした。この語尾達が悪いのではなく、当時はこれらが使いやすかったんです。

 小学校の感想文を思い出してください(そんなもん、書いた事ねーよ!(; ・`д・´)←って方は、勝手ながらスルーさせて頂きます(-_-))

 小学生の感想文は、いかに四百字詰め原稿用紙の規定枚数に達せるかに必死で、だいたい同じような語尾を連発してませんでしたでしょうか?

 『~は良かった。~はこう思った。~は~で~だった。~こう思いました』僕はこれらが主でした。そして、最初に書いた小説も、こんな語尾の連続で、最後まで書き上げた喜びと、頭の中で映像が浮かぶことに興奮し、よく確認せず新人賞に応募し、期待と夢に胸を膨らませ、見事に新人賞で落選致しました。いえ、『落選し続けました』が正解です。

 反省せず、二度三度と挑戦して落ち続けたのです。

 今、その作品(達)を見ると、文章が一、二行で終了しているのが多い、まるで感想文か小学生の作文のような文章が多い、キャラの個性がまるでない、全文を読み終えると数時間で読破出来る程読みごたえがない。等々、なぜこれで応募しようと思ったのか、謎でしかありません。(プラスに考えると、それが分かるほどに成長しています)

 今では語尾のレパートリーも増えましたが、最近の悩みは、~である、~のようだ。が多く、~だ、~でした、~なのです。のような語尾をどう使い、作品の印象を決めるかで悩んだりします。そして、文章が長ければ読んでいてしんどいし、短文を連続するとしらけるので、それぞれの加減に悩んでいます(一一")

台詞と続く文

 (例文)「~がどうなんだ」と、~が言った。「~が悪いんだぁぁぁ!!」と、叫んだ。

 はい。勝手に叫んでてください、と思いましたでしょうか?(そういう趣旨じゃねぇぇぇ!!(;゚Д゚))

 例文をご覧の通り、台詞の後に『~が言った』のような発言をアピールする短文を付けていました。これを多用すると、先の見出しで使用しました【小学生の作文感】が際立ちます。

 冷静に自分の書いている小説を読んでいれば気付くのですが、二人称で話をしていた場合、キャラが二人しかいないので、~が言った。と付けるのは本当に必要な時だけです。後は口調の変化や、やり取りである程度はどうにかなります。

 ですが、ずーーーっと、台詞のやり取りを続けていると、台詞回になってしまい、キャラに動作も個性も表れないので、ある時、台詞と台詞の間に動作か環境の何かしらの変化(例として風がどう吹いたかや、雷が鳴った、など)を付けるようになりました。

 多人数の話し合いのシーンだと、当然、~が言った。はよく使いますが、その表現も、言った。だけではなく、発言した後に動作を組み込む描写を書くようにしています。

 ちょっと愚痴らせていただきますと、これが(僕の中では)中々難しく、今現在でも、~が言った。を付けると、悩んだりしますが、それを通す時もあります。

 【多用は禁物】←これを意識して書いています。

語彙力の無さ

 はい。見出しを読んで頂けましたらそれがそのままの理由です。僕には語彙力がかなり乏しかったのです。

 ちなみに語彙力とは、どれだけ言葉を知っているかという能力の事です。

 率直に申します。初めて執筆していた頃、戦闘描写の絵が多いバトル漫画で覚えた程度、と言っても過言では無いほどに語彙力は乏しいでした。そして十年数年経った今では、当時よりかは養われましたが、要所要所で使用する『単語の説明をしてください』などと言われたら、冷や汗ものです。恐怖です(;゚Д゚)

 本当に今でも思うのですが、語彙力を養うのはかなり難しいと思います。僕的に思う養い方としましては、必死になって小説を読み漁って身に着ける、好きな作家さんの作品に没頭して覚える、大学受験ばりに言葉の勉強に励むなどが思いつきます。

 ちなみに僕はアニメが好きで、現在では当時と違ってシリアスで大人な作品。台詞が魅力的な作品が好きです。(それで戦闘描写がカッコよかったり綺麗だと、感無量です(*´▽`*))そういったアニメ等を何度も見て、台詞をよく聞いてインプットしたりしています。これはドラマや時代劇を見ても意識してやっている事で、大河ドラマだと言葉を良く知れると思われます。

 何度も見て、聞いて、さらにはワンシーン事の描写を意識するのにも役立つので、放送された好きなアニメを何度も見るという方々は、実践してみてもいいかと思われます。

 語彙力。未だにこの言葉は好きになれません(;一_一)

まとめ

 さて、何気なく書いてみたいと思いました今回の記事ですが、自分も思うところがある、経験したことがある、と思われた皆様の心に僅かな癒しを与えれましたら嬉しい限りです。

 まだまだかなり苦戦した話はございます。お気に召しました皆様は、ぜひ、第二回目をお楽しみにしていてください。僕の恥が癒しになる。なぜか変な方向に話が進んでる表現ですが、こんな奴もいるんだと、温かい目で見守ってくださいます事を願っております。

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