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腱鞘炎元年。

久々のブログ更新です。

前回更新の6月以降、なぜ書かなかったのか。そして、なぜ今また書いたのか。答えはすでにタイトルにあります。「腱鞘炎」なってしまい、そしてそれが約半年かけてようやく良くなってきたからにほかなりません(いや雪が降って仕事に出れないとから暇だったというのもなきにしもあらずか…)。

あれは6月上旬。ふと気づいた右手首の違和感が、徐々に痛みに変わっていきました。2020年の上半期はすでにコロナ禍とはいえ、何とかかんとかやり過しごていたにもかかわらず、それ以降のこの手首の痛みが今年一年をそれ一色に染めてしまったようなものだから、「新型ウィルス」よりも、とにかく「腱鞘炎」に悩まされてきたことに改めて気付かされます。

一般的に「腱鞘炎」は「指や手首の酷使」が原因だそうで。確かにハサミを使ったり紐を結んだり、農作業で指や手首を普通の人よりも多めに使う生活を送っていたかもしれません。さらには約10年振りの「子育て」に奮闘していたこともまた大きな要因だったかと。そりゃまぁもう、若いつもりで力任せに右腕のみで子供を抱え上げたりしていたもんだから、やはりあれが今思えば一番良くなかったような気も。でも上の子の時はこんなことにならずに済んでいたのに…これが"アラサー”と“アラフォー”の違いなのか…!と、現実という壁にぶち当たってしまいました。

だましだまし仕事はこなしつつも、この「腱鞘炎」ってやつがくせ者で、なかなかどうして治ってくれない。一番の治療法は「動かさないこと」らしいのですが、生きてる以上はどうしたって右手を使わずにはいられるわけもなく…。ひどい時には、宅配の受け取りのサインをすることすら、ズボンにベルトを通すことすら、ポケットから財布を出すことすら、痛くて悶絶せずにはいられませんでした。そんなんだから、キーボードを打つ時の右手の痛みがストレスとなってしまったため、ブログはひとまずお休みすることに。さらに辛かったのは、趣味のギターもろくに弾けないこと!元からそんなに技巧的な弾き方をする方ではなかったんですが、親指を動かしても痛いので、初歩的な指弾きさえままならず、さらにピックでストロークをするのも痛みがあって、これではいかんと自粛…。幸い、コロナ禍でライブ予定もすっかり白紙だったので、どこかしらに迷惑をかけるようなことはなかったものの、ただでさえ生活のリズムの変化で激減していた自分の時間を、ブログやギターに使うこともできないという、何ともしがたい日々を粛々と送ってきました。

ここからさらに僕の「腱鞘炎闘病記」を書き始めてしまうと本当にきりがないのでそれはばっさりと割愛しまして、今は「だいぶ良くなった」という状態です。何が悪くて長引いたのか、何が良くて治ってきたのか、自分でもよく分かってませんがもはやそれはどうでもよくなってしまってます。ただ、「まだ完治はしていない」というのもまた事実で、今は「手首」よりも「親指の関節」辺りの方に動かしたときの痛みが少し残っていますが(こうなると「腱鞘炎」ではなくまた別な症名になるようですがそれはさておき)良くなってきてくれたことが何よりも嬉しくてしょうがない…!少し前までは、字を書くのも、パソコンのキーを押すのも、梨一個持ち上げるのさえも、痛くてしょうがなかったのに!今はもう、字が書ける!キーを押せる!ポケットに手を入れられる!親指でギターの6弦をつま弾くことが出来る!という、当たり前の些細な動作のひとつひとつに有難みを感じる今日この頃。いや本当に健康って大事。何度だって、無くしてから気付く。取り戻してからさらに気付く。健康万歳!ビバ健康!

そんな嬉しさから今回の久々のブログ更新へと至りました。そしてギターもようやく弾いています。徐々に取り戻し始めた日常…ただしまだ万全ではない!子供を抱き上げる時は相変わらず恐る恐るだし、手首にテーピングやサポーターをせずには仕事に行けない。ちなみに「バンテリン親指用サポーター」が僕には合っていたようで、これ使うようになってからだいぶ良いです(あくまで個人の感想です)。とはいえ、どうやらこのままの状態で年を越す見通し…。来年以降、無事完治するのか、それともまだまだズルズル長引くのか、はたまたある程度まで治ったとしても痛みとずっと付き合っていくようになるのか…どうなるにしろ、しばらくはサポーターの厄介になりそうで、この冬の標準コーディネートに、いつもの「眼鏡」&「帽子」&「マスク」に、新たに「親指サポーター」が追加されることに相成りました。

まさかこんな年になるとはね…2020年、恐るべし。もし僕が「今年の漢字」を書くとしたら、絶対に「腱鞘炎」です。一文字と言われても、無理やり三文字詰め込んで書き殴るくらいの勢い。それがダメなら“令和おじさん”的な感じで、額に入れて記者会見で掲げたいくらい。「えー新しい私の元号は『腱鞘炎』です」と。「腱鞘炎おじさん」登場。こんな「元号」はさっさとクリアにして「健康」に!(…上手いこと言えたつもり)と、決意を新たに突入していく混沌した年末年始。不安はいろいろあるけども、何よりまずは腱鞘炎。明けない夜も、明けない年もないのだから、治らない腱鞘炎もきっと、ない。その日までは、どうぞよろしくバンテリンサポーター。

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とりあえず今回はこの辺で。それではまたそのうちに。


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