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2014年9月の記事一覧

たとえば君がキュウリなら

たとえば君がキュウリなら

たとえば君がキュウリなら 晴れた日には水をあげるのに

やっぱり君はキュウリじゃないから

何をしてあげたらいいのか いつも悩んでしまう

あるようでないような この世界のルール見つけることよりも

僕がたどり着きたいのは ただ君のその笑顔

まっすぐだって ひねくれてたって どっちだっていいんだ 本当は

何気なくふっと 笑い合える それでいい

だって君は キュウリじゃないから

たとえば君が

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ラベンダー

ラベンダー

うまく眠れない 長い夜の途中

余計なものが ちょっと多すぎて

やけに明るい窓の外 月明かり

こぼれたため息に 輪郭をつけてゆく

きっと疲れただけなんだ 少しまた休んだら

いつものように歩き出すから

いつか君が僕にくれた キャンドルに火をつけた

ゆらゆらと小さな光 やわらかなラベンダー

忘れてしまうのは 案外簡単で

忘れようとするのは いつも難しい

ちょっと離れただけなんだ 頼

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アナログビート

アナログビート

針を落とす瞬間の ドキドキとよく似ていた

君と初めて出会った日の 僕の鼓動

手軽にワンクリック 何でもポータブル 便利な世の中になりました

君の声だって 聞けるよいつだって 微妙なニュアンスは絵文字にお任せ

なのに時々どうしようもない アナログな思いに気付かされ

早送りも巻き戻しもできない 君との日々を追いかけている

針を落とす瞬間の ドキドキが消えないから

流れ始めたメロディに う

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エメラルド

エメラルド

たいていのことは3回くらいやれば だいたいコツを掴めるもんらしい

毎回そうやって 積み上げ 身に着け 乗り越え

冴えないなりにもちゃんと生きてるよ

タバコの煙にもだいぶ慣れた 飲めない酒もスーツにネクタイも

愛想笑いとハッタリも覚えた 建前と本音はたまに間違ったりしてる

息つく暇はなくはない 自販機で日課の缶珈琲

パッケージに描かれた 遥かな景色に思い馳せて

非常階段 踊場の窓から 

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