「”スチュワード”の声」＃１

社会の先輩から学びを得るきっかけに

現在大学で街づくりや地域振興を学んでいる。地域への関わり方として地元のサッカーチームへのボランティア活動は、地域に意欲的に関わりたい人のコミュニティじゃないかと思い、研究の一環になると思い始めた。
一番のやりがいは、普段かかわる世代とは異なり、社会経験がある人や、
今まで関わる機会が無い人たちとの貴重な経験。まだ普段何をしているのか分からない人や、全然知らない人、会えてない人も沢山いるけど、お互いを知ればもっと楽しくSW活動できそう…！！

～インタビュー全文公開～

Q：SWを始めたきっかけは
野川：大学で街づくりや地域振興について学んでいて、地域へのかかわり方としてサッカーチームへのボランティアには地域貢献に対して意欲的な人たちが仲間として集まってる、意欲的に地域にかかわろうとする人たちの集まりだと思って、『研究の一環として何か聞けたらいいな』という感じで始めました。

Q：始める前はボランティアや浦和レッズでやっている人達に対してどんなイメージを持っていた？
野川：そもそも浦和レッズがすごい熱狂的なファン・サポーターの集まりなので、それと近いというか、あまり遠くはない熱狂的な人達がいるのかな、といったイメージでした。

Q：実際入ってみて、印象は変わった？
野川：思っていたよりはちょっとマイルドでありつつも、でもやっぱり好きって気持ちは割と強いというか、応援したいという気持ちは強いのかなっていう印象です。

Q：半年くらいやってみて、やりがいとかこういうのよかったな楽しかったなっていう経験談とかありますか。
野川：一番思うのは、普段大学とかバイトとかだと近い世代の人と関わる機会が多いんですけど、社会経験がある人と、今までなかなか関わってこなかった人たちと関われるのは貴重だなと思いました。

Q：お客さんとの交流はどう感じますか。
野川：お客さん、どうでしょう。まだまだわからないことばっかりで、なかなか受け答えとかもほかの方に任せちゃってるところがあるので、まだそれほどできていない気はするんですけど、前よりも見え方が変わった気がしてますね。どちらかというと前は怖い人が多いとかあまり良くないイメージが強かったんですけど。それでもいろんな人がいるなっていうイメージは持てました。

Q：外から見てるとちょっと怖いかなっていう印象はあった？
野川：そうですね、何にも知らないときは。

Q：ボランティアをやるまではスタジアムに行く機会はあった？
野川：2021年の天皇杯から浦和レッズを応援するようになったので、スチュワードを始める前も何回か試合を見に来てはいたんですけど、スチュワードを始めてサポーターの人柄を感じたかなと。
あとはお客さんとして観に行くときは、キックオフの1時間前とかに行くくらいなので、それよりも前にいることってなかなかないので、そこは学びになったかなと思います。

Q：今後こういうこともっと自分も関わっていけたらいいなとか、こんなことできたら楽しそうだなとかいうイメージはありますか。
野川：そうですね、常連さんというか、そういういろんな人たちと仲良くなれたらいいかなと思います。サポーターの人もそうだし、中のスチュワードの人とも。

Q：業務中とかいろんなお話できてます？
野川：割とできてます。どんなお仕事してるんだろうとか全然知らないので、まだ。活動していくなかでいろいろ。まだ会えてない人もたくさんいるけど、やっぱり周りにいる人たちと仲良くなれるとより活動も楽しくできるかなって思います。

Q：理想のスチュワード像はありますか？
野川：えー、なんでしょう。

Q：理想像というか、自分がこういうの目指せればいいなみたいなのがもしあれば。
野川：昨日、配置が一緒だった方が、さっき言ったレッズに興味を持ったのが天皇杯きっかけっていう話をしたときに、やっぱり試合が内容的に良かったからその後も応援できたというか、最初に見に行った試合が例えば負け試合だと、なかなか応援も続かないよねみたいな話になったんです。
例えば負け試合だったとしてもサービスの面でちょっとは、「ま、来て良かったな」くらい思ってもらえるような運営ができたらな、と思いました。

Q：ちょっと近いけど目標みたいなのってあります？
野川：目標は…目標ですか、なんだろ。すごく個人的なところでいうと、普段いつも試合を見に行くときに同い年の友達二人か三人で見に行ってるんです。その子にスチュワードの存在を知ってもらいたい。なかなかサポーターの中にもスチュワードのことを知らない人、認知していない人も多いと思うので、まずはその身近な友達にスチュワードの活動を知ってもらいたい、ってところですか。

Q：最後の質問、まだSWを知らない人たちにSWをアピールするとしたら。
野川：なんていうの、こんなことしてますよ？縁の下の力持ちみたいなことしてますよっていう感じです。SWがちゃんと支えてますよって！

以上、インタビュー全文でした！