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薔薇獄

演劇脚本 【薔薇獄】 あらすじ 吃音症を持った[青年]は、近所に越してきた[少女]の絵を描くことだけが安らぎだった。しかし、学校に赴任して来た教師[恒川]がきっかけとなり、狭い教室と、自己の狭間で起こる幻覚のような時間が、次第に青年の精神を病みはじめる。 【序章/美形の独白】 -暗幕から美形、スポットライトに照らされている 美形 「冷や汗と耳の熱くなるのを感じている。席順で当ててくる音読の順番を数えるのと教科書の句読点を数えるだけで終わってしまう国語の授業。葬式