Military Base 何故他国の軍隊の基地が置かれるのか?

この投稿は、是非を問うためのものではありません。と最初に断っておきます。それぞれに言い分はあるでしょうから、その是非は別として、その言い分をまとめてみた記事です。

日本の米軍基地は、日本と共同防衛を行うという目的もあるが、それ以上に、米国が海外でその軍事能力を発揮するために存在する。米国から、アジアや東欧地域へ、航続し軍事行動に出るよりは、はるかに、戦略的には広く検討可能になるからである。「戦略的要衝」という言葉でくくられる意見です。

イラクやアフガニスタンのように、戦勝国が、その国の復興を支えるために駐留するケースがある。その国の体制を崩壊させるために戦争は行うものだから、その結果、敗戦国は国の機能が一時的に停止する。これを補うために駐留することになる。「復興目的」という言葉ですね。

国連やNATOという名を借りて、大国が中立のふりをして、他国に介入する場合。「国連平和維持軍」とか「NATO軍」という言葉のものですね。

かつて植民地という言葉で、他国を侵略し、その権益を保持し、反対勢力を排除するために、駐留していたケースがあります。これは「侵略」ですね。

と、短く、まとめてみましたが、何をどう表現しようが、対話以外は、結局は武力を持って、相手を押さえつけることでしかありませんでした。

世界が平和であれば、軍隊は不要なのですから、どう説明しても、世界が平和でないから、各国軍隊が必要で、自国以外に駐留する必要が出てきているというのが率直な思いです。また、たとえ世界が平和になったとしても、軍需産業でテクロノロジーの発展と経済の発展は支えらている部分がありますので、平和とは言い切らない可能性はあります。

いつの日か、世界が平和になる日が来ることを願っています。


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