NFL史上初の偉業

昨日、米国最大のイベント(といっても過言ではない)第55回スーパーボウルが、フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催され、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)所属のカンザスシティ・チーフスとNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)所属のタンパベイ・バッカニアーズが対戦した。このスタジアムは、バッカニアーズのホームグラウンドだ。

31対9でバッカニアーズが勝利、QBトム・ブレイディは通算7度目のスーパーボウルチャンピオンに輝いた。

NFLスーパーボウルの50年を超す歴史の中で、本拠地チームが優勝したのは初めてのことだったらしい。現場で観戦することは出来ず画面を通じてであったが、そういった歴史的なイベントに参加出来て楽しかった。

参加できない理由はそもそも、観客人数を史上最少の2万5000人に制限していることにある。が、その人数でも仮に今回のスーパーボウルで観客の50人に1人が感染者で、それぞれ2人に感染させるという悲観的なシナリオでは、470人の新規感染者が生まれる。という可能性があるようだ。このうち数人が死亡してもおかしくない。今年は、なかなか盛り上がり切れずに終わった感もあるが、来年は、大盛り上がりを期待したい。

うちは、息子が米国の高校のアメリカンフットボール部に所属していたこともあって、にわかアメフトファンである。しかしいかんせん、ルールは理解できても、戦術が理解しきれない。日本語でもよく理解できないものが、うちの息子は、米国の高校で始めてしまった。大変だったろうと思う。Varsity(レギュラーチーム)には入れず、JVに所属したが、仲間に支えられて、楽しく活動したようだ。やはり言葉の壁は大きかったようだが、アプリで、楽しみながら理解を深めていっていた。

昨日久しぶりに、アメフトを見ながらそんなことを思い出し、もうかれこれ一年以上離れて暮らす息子のことを考えた。


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