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monsterのお買い物

買ってしまった…
ついに買ってしまった。
PC、初めてのMy PCを買ってしまった!!
と言っても、買ったのは先月の8日。
(水星逆行のギリギリ前)
そして、Wi-Fi設置工事は今月の末。
(水星が双子座に入っており、ネイタル水星、海王星、冥王星とカイトになる日!!)
それまでは置き型Wi-Fiの、四角いのが無料レンタルできるとの事で、これも先月末に届いていたが説明書を読む気が向かず放置していたのをやっと今開梱した。
そしてスマホをWi-Fiに繋いでみる。
繋がった。よーし、よし。

機器類は、あまり得意では無い。
というか、全く興味が無い。
家電なども全く興味が無い。
部屋に無機質な物をあまり置きたく無いのだ。
無機質な物を上手く収納する術も、物理的にそのような空間が無い。
なので、パートナーはそのような事を優しく解りやすく教えてくれる、落ち着いた人が良い。

機器類に興味が無いとは言えど、短大生の頃はワープロの学校に通っていた。
短大と提携している学校で、破格の授業料で通えた。確か一般の3割ぐらいだったか。
団塊ジュニア女子達が就職氷河期の始めを乗り越える為にこぞって通っていたから、学校は盛況で中々レッスンの予約も取れなかったように記憶している。
当時は履歴書に「ワープロ検定3級」と書ければまぁ良かった。私もその程度を目指して友達と通った。
しかし、夢中になってしまった。
ブラインドタッチの練習の時点から楽しくて仕方がなく、10人くらいでレッスン始めにタイムを競うのだが易々と毎回1位で優越感に浸れて楽しかった。
3級試験は無事友達と一緒に合格し、先生から2級を目指さないかと声をかけてもらった。
友達はもう充分と言って辞めたので1人で通った。
あれだけ盛況だった3級受験クラスだったのに2級のクラスはガラガラで先生を独り占め出来たのが嬉しかった。私は子供の頃から年上の優しいお姉さんが好きだったから、レッスンで優しい先生方からしっかり教えてもらえる環境に満足していた。
そんな2級のレッスンスペース横で、静かに1人黙々とPCに向き合っている男性がいた。
当時私が記憶しているPCは昔のTVの様な大変存在感がある形状をしており、「なんだかよくわからない物」という印象だ。
PCで何が出来るのかも、さっぱり分からなかった。
PCも謎だったが、それと向き合う男性の静かさとあまり清潔感を感じられない服装と側に置かれたバックパックがキャピキャピとしたワープロスペースのまるで陰の様な雰囲気で少し怖かった。

春からワープロの学校に通い、夏に3級を取って冬に2級の試験があったが、落ちてしまった。
最後の設問を読み違えて全く違う回答をワープロで打ってしまい(確か、何か表を作る問題だった)それまでの正答率は充分合格レベルだったのに、最後で落ちてしまった。
とても残念だったが、これ以降、検定類は「絶対受かると確信するまで受験しない、問題を何度も読む」と石橋を叩くという事を学ばせてくれた。

さて、PC。
私のPC。
これで何をしたいか、というと、色々勉強したいのだ。
オンラインセミナーを色々受けてみたい。
コーチング、星占術、薬膳。
シフト制で仕事をしているので土日や平日夕方開催のセミナーには参加しづらいし、それらの予定を加味してシフトを組むのも面倒だ。
私もそろそろお年頃なので、デパートのいわゆるキラキラゾーンの売り場にいつまで立てるのか不安もある。
頑張ってあと3年くらいだろうか…
それ以降はバックヤードに下がって、スタッフを支える仕事に就きたい。
トレーナーだ。
PCを持った事でその準備を始められるかも知れない。

2020年春の自宅待機中に「人生で実現したい事を100個書く」に挑戦した。どんな小さな事でも良いから書き挙げていく、というものだ。
いざ書き始めると中々100個に到達できず、今もまだ完成していない。
47個目の、「土星の輪っかを天体望遠鏡でみる」で止まっている。
そのウィッシュリストの中に、大きな買い物を2つ挙げている。
ひとつ目がヴァイオリン。
これは安いもので良ければすぐに買えるが、ヴァイオリンだったら何でも良い、という事も無い。自分のレベルもある程度納得できるところに到達してから買いたい。
ふたつ目が、PCだった。
しかし、使いこなさなければ意味が無い。

セットアップは、機器類に強い友達に協力してもらう事になった。
料理で釣ったのだ。
彼女は古くからの友人で、近所に住んでいる。
料理をあまりしない彼女に「この度PCを買いました。つきましては昼、必要であれば夜もワタクシが貴女さまの為に心を込めてお料理をお作りいたしますので、セットアップを手伝っていただきたく存じます」とラインを送ったら速攻で
「行くわ。明日?明後日?」とお返事をもらった。
えっと、Wi-Fi工事が終わってからで良いので6月末に…と返事したら、
「それまでにもご飯、食べに行っていい?」と…
ちなみトップの、先日作ったローストビーフの画像で今回は釣れました。

やはり胃袋を掴んでおくというのはとても大切な事だな、と再認識した夏の始まりのお話でした。

Un abbraccio 

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