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【日記】エモ笑 2022.11.24

 一週間程前からスマホで「わ」と打つと「笑」と出てくるようになった。
文末につける「〜やん笑」の「笑」だ。

今までそういった小気味の良い文章を使ってこなかった(何か軽薄な感じするし!)のだが、色々事情があって使用を余儀なくされた結果こうなっている笑

だよね、とか打って予測で「笑」が出る度に、ロボットが感情を獲得したような感慨深さを得るぞ。

20年以上、文末は句点。ないしはエクスクラメーション!としてきたので今更ここにむず痒さがある。
自身が笑っている事を示唆する為に使う手段が「〜笑」て。
あまりに情緒も奥深さも無い。
でも言語ってそうか、一般化と簡略化を研ぎ澄ました結果の「笑」と考えるとまぁ確かにと思えるけど。

こんなの今更提起するのも恥ずかしいくらいの話なんだけど、元は(笑)だったよね。
それがいつしか()を飛び出して漢字の笑だけが自立した。
初めて()をブラホックの様に脱がした人はどんな感情だったんだろう。
了解を「りょ」とか言うような軽い若者言葉とは違う圧倒的な三段跳びを感じる。

というかそもそもこいつ、品詞上は何になるんだ。
感動詞とカテゴライズするには憚られる形態をしているし。

その昔、まだ感情が()で覆われていた時代、なんか(汗)とか(爆)とかあった気がしたけどあれはまだ生きているんだろうか。
脱()の波に乗れず、淘汰されていったのだろうか。
彼等の目撃情報、お待ちしております。   

よもや文末に収まる感情は環境に適応を続けてきた「笑」の独壇場ということになる。
「そうですかルサンチマン」とか「いいわよ扇情」とか今後新たに生まれる可能性は無いものね。

みんなもっと前にこの問題を乗り越えてきたんでしょうか。
そもそもこんなにハードルと思ってないんでしょうか。
もしかして令和にこんなこと言ってる私ってヤバいですか?爆

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