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局長になって良かったこととその他。

こんにちは、徒然です。船舶の通信士のわたしが無線関係、通信士関係のnoteを書いています。今回は局長になってまだ間もないわたしですが、局長になって良かったと感じたことやその他いつくか書いていこうかと思います。

 みなさんは局長にはどのようなイメージをお持ちでしょうか???わたしは正直今でも他の船の局長には全くイメージが湧きません。。。
(おそらくではあるものの、、、)所属の会社や組織によってその船舶の目的が違いますので、やることも違ってくるのでイメージしようがありません。お話しをさせていただいてる現役の局長の方から教えていただけることもたくさんありますが、船の用途によってはその船にしかない設備がたくさんあるので、特殊性の違いから想像できないことばかりです。わたしの今の所属先ではありがたいことに(?)わたしの知識でもでもいくつか変えていけそうなところがあり、これは今年中にやりたい、これは数年かかる、これは1人では無理、などなどわくわくするようなものから、あああめんどくさいと思うものまでいろいろですが、『自分で考えながらやりとりを進めていける』ことは局長になれて良かったなと感じています。全ては責任と裁量のバランスですが、自分でやり方を決めて行動しその責任を自分で負っていくというのは出世をしていけば避けては通れないところです。

しかし『自分で決める』ということ、具体的には『自分1人で決定する』という意味ではありません。決定に際しては法律的には絶対に外せないとこや組織的にふさわしくないことなどの絶対的な条件から、個人的にそうしていきたいと思うことや周りがやって欲しいことなどの選択的な条件、優先順位をつけてどこまで拾っていけるかなどそのときの事案によって全く違います。自分1人で決めれること、そうではないこと。局長とはいっても単に1つの部署の意見でしかありません。わたしのようによその船から来た、ここで局長が初体験の人間は特にそういったことには注意が必要で、よく言われる『報告、連絡、相談』を怠らないように、決定事項は周りと確認しています。わたしのようなものが偉そうに言えることではありませんが、最初のうちはきちんと上司、他部署の方に相談をして進めていくことができればそのうち決定についての裁量は発生していきます。裁量が欲しくて自分だけの決定でやってしまうと、、、、周りから勝手なことをする人だという印象を持たれるのは相当にマイナスです。(ああ、わかってるな。大体は任せておいてもよさそうだ。何かあったらきちんと連絡してくれるし。)こう思われるように仕事進めていくとは大切な技術の1つであり、そのことを理解しておくというのは大切な知識の1つです。
その上で、何をどの程度。報告や連絡をどれくらい欲しがるかは個人差があります。経過報告がきちんと欲しい人、結果だけでいい人。よくわからないが口を出したい人、とにかく自分で決めないと気が済まない人。いろんなパターンがあります、きちんと見極めて使い分けることは重要な任務です(笑) これはわたしなりのやり方の1つですが、例としていろいろと意見を出したい人に対しては『事前報告』が効きます。
『今こういうことを考えています、こうしていきたいのですが、よろしいでしょうか?』→『ありがとうございます、ではまた進捗を報告いたします』
このように先に報告をし、承認をもらい進めていきます。日々のコミュニケーションを通し、何をどの程度行ったら円滑に仕事が捗るかはある意味無線部の最優先課題ともいえます。

というわけで、わたしが局長だからといっても特別なことはあまりないのですが、部署の仕事を運営していく上で必要なことは自分自身で考え行動していかないと何も進んではいかないということはこの半年でよくわかりました。まぁやはり、やるしかない。ここへ来た時と意味は少し違いますが、再度この言葉を噛みしめ(仕事は地味ですが)毎日きちんとやっていこうと思います。

TKS  BIBI OUT

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