CARDLETで一人回しやオンライン対戦をしよう!



 これを使うまでは印刷でプロキシカードを作っていたが、これさえあればその手間すら要らない。
 あと私はnoteでデッキの構築の記事を書くことが多いので、既にダウンロードしてあるデッキのフォルダから適当にカードをポンポン記事画面にドラッグするだけで記事が書けるというメリットもある。

 私の見た範囲だと「盤面のセーブ機能が助かる」という声もあった。
 対戦練習中にある一場面を切り取ってセーブして、そこからどうすれば勝ち筋を拾えるか一手一手確かめる練習をするのに役立つらしい。

プレイを始める前の準備


 私は新しいデッキを作る際はあらかじめ用意してあるテンプレフォルダにカードをデッキ枚数分ぶちこんで作るという方法で準備を完了している。


画像ファイルはデュエマカードの背面が設定されている



 こういう中身のテンプレフォルダを用意する。画像ファイル以外の名前は変えてはいけない。

・size.txtの中身は30.000000という数字のみ、kazu.txtの中身は1という数で構成されている。
・前者はカードの大きさ(というか横幅)を決めるもので、正直なんでもいいが私は30にしている。
・後者はfrontフォルダ内のカードを何枚生成するかを決めるものだ。同一カード構築限定戦のときはkazu.txtの中身を1ではなくデッキ枚数に変えると画像が1枚で済む。
・画像ファイルはカードの背面となる。私はデュエマのカード背面画像っぽいものを設定している。

 で、frontというファイルの中に公式のカードリストからダウンロードした画像をデッキ枚数分入れる。これだけでデッキができる。


 なにか好きなスリーブの柄やお気に入りの画像があったら画像比をそのカードゲームの物に変えて代わりに入れるとスリーブチックになる。

 プレイマットっぽいものもクッソデカいカードを作れば使える。おそらくsize.txtの数字を100くらいにして縦横比1:2の画像を作ればできるのだろう。(※あとでやってみたが、デュエルマスターズの場合sizeはカードの10倍くらいがちょうどよかった。詳しくは追記部分を見て欲しい)



 両面あるカードを作るのはかなり面倒だが、同じようなフォルダを作って背面画像を裏面の画像に設定し、元のファイルに突っ込めばできる。

 上の画像の場合は「アドバンス」というフォルダがそれだ。だがかなり面倒なので私がデュエマをプレイする際は両面あるカードを使うフォーマットをあまりやらないし、やるとしても表のカード2枚で両面カードとして扱ったりしている。

 frontに設定するのは表裏の内最初にプレイする側だったり、頻繁にプレイする側の方が良い。デュエルマスターズの場合だと画像の名前がそれぞれa,bとある内のa面、つまりコストの小さい側だ。

 なぜかというと、最初にゲームを始めるときカードを生成したら、すべてのカードが表面を上にして始まるからだ。そこから両面カードだけを選り分けて始めることになるが、その際表面がよく使う側だとやりやすい。

 ポケモンカードゲームなどの場合、これと同じようにフォルダをもう一つエネルギー用に作り裏面とサイズは普通のカードとそのままに、kazu.txtで数字を指定することでエネルギーの画像を大量に入れずに済むだろう。私はポケモンカードゲームをやらないのでよくわからないが...


マウス操作やショートカットについて


ここからはショートカットについて書いていく。
 一応CARDLETについてくるフォルダ内にも説明があるのだが、なぜか画像に記載されているのでここで一度文字に起こさないとコピーペーストしてメモなどに入れておくことができないのだ。
 頼むから次からはテキストファイルに書いてほしい。

多分直感的に操作しても気づくこと


・虚空を左クリックしドラッグすることでカメラの移動ができる。

・カードを左クリックしドラッグすることでカードの移動ができる。

・マウスホイールを回すことで拡大縮小ができる。

・並列選択時に虚空をクリックするとカードを束にできる。

・並列選択時に虚空をドラッグすると並べることができる(というかそのための並列選択)。

直感的に気づかず、頻繁に使う重要なもの


・カードを長押しすることで束の閲覧、向きの回転、裏返すことが出来るメニューが表示される。長押ししたまま使いたい機能の方向にドラッグすれば使える。

・カードを右クリックすることで裏返すことが出来る。

・shift...並列選択モードに一時的な切り替えができる。また、カードを選択しているときに再度押すと選択消しゴムモードになり、その状態で任意のカードを左クリックすると部分的に選択を解除できる。

・C...シャッフル

・Ctrl...選択枚数の一時的な切り替えができる。


慣れてからでいいが使えると便利なもの


・虚空を右クリックでshiftキーと同じ効果が得られる

・X...並列選択時にカードの角度をそろえる(対戦終了後にもう一回デッキを回すときなどによく使う)

・↑と↓...任意の選択枚数の増減(ゲーム開始前に40枚を指定するために使いこなせると便利だが、枚数が変わる速度がアホみたいに早く使いづらいのでこれで大まかな枚数を決めた後左側のプラスマイナスで微調整する)

・esc...ソフト終了(ガチで何の警告もなく突然終わるので押し間違えに注意)

・マウスホイールをクリックした状態で虚空をドラッグすることでカメラの移動ができる。(左クリックでできるから使わないと思っていたが、並列選択時にも並列選択の動作に関わらずカメラの操作ができるのが便利)

オンライン対戦するときに使うかもしれないもの


・←と→...エモートパレットのプレイヤー選択

・テンキー...エモートの選択

・enter...チャット

・V...ボイスチャットの永続的な有効化、無効化

使わなくていいもの

・マウスホイールをクリックすることで選択枚数を任意の数から無限に、または無限から任意の数に一時的に変更することが出来る。
(ホイールをクリックした後回さないといけない上少しでも上か下に回すと変わるので使いづらい。後述するキーボードショートカットでもっと便利なものがあるのでそちらで良い。

・虚空を左クリックしながらマウスホイールを回すことでカメラを回転することができる。
(1スクロール毎の回転の幅が小さすぎて使えない。あと実際にやってみたらわかるのだが左クリックしながらマウスホイールを回すという行為が人体の理に背いていると言って差し支えないほど気持ち悪いので二度とやりたくない。)

・カードを左クリックしながらマウスホイールを回すことでカードを回転することができる。
(上項と同じく)

・Z...並列選択時に同時に行うと並列選択時の挙動を”カードの選択”か”カメラの移動”かで永続的に切り替えることができる
(そもそも並列選択時の”カメラの移動”をそこまで使わない。というか機能自体書いてる今初めて知った。)

・Alt...アンビシャス(動かしたカードを上に持っていくかの設定)の永続的切り替え
(そもそも常にアンビシャスでやるので私はあんまり使わない)

・SPACEとbackspace...エモートの選択解除、並列選択解除、ムービースキップ、BGMを黙らせる
(この中で唯一使えそうなのが並列選択の解除だが、そもそも並列選択中のカードを左クリックすれば解除できるのであまり使わない)

・delete...ダイスを振る
(ランダムハンデスなどで乱数を生成したいときに使える。が、大抵最大値を弄って使うのでそもそもマウスも使う。なのでこのショートカットを使うことはあんまりない。)

・WASD...カメラ移動
(ドラッグの方が便利。画面共有でオンライン対戦している親しい相手を煽りたいときにWとSを交互に押して屈伸煽りするのには使えるかも。)

・RとF...拡大、縮小
(マウスホイールを回転させるほうが直感的で便利)

・F9...スクリーンショット
(画質が良くなるとかも特にないので、Windowsのスクショの方が便利)

・QとE...カメラ回転
(画面左側のメニューでやるほうが正確。)

終わりに


 とにかく使いやすいソフトなのでぜひみなさんにも試してみて欲しい。

 が、一つ注意点がある。これを使っているだけではカードを売ってる会社に直接金が回らないのだ。


 まあそんなことを言うならメルカリだとかDMvaultだとかプロキシ印刷だとかってどうなんって感じだわな。
 それらのサービスの存在はカードゲームの発展に少なからず貢献している。金を使っているかどうかに関わらず一人一人の楽しむ心がカードゲーム全体の雰囲気を盛り上げるからだ。
 それに、大会に出る時には本物のカードを買わないといけないことを考えると大会に出ない段階で金を使わないことはそこまで気にする必要のないことだと私は思う。

 もしプレイしているカードゲームのことが好きでどこかしらに還元したいなら、プレイしているうちに愛着の湧いたカードをカードショップで買ってみたり、運試し気分で店頭に並んでいるブースターパックを一つ買ってみたりするだけでも確実に貢献できる。
 別に対戦で勝つことだけが楽しみ方の全てではない。コレクション目的や運試し目的で買ってもいいのがトレーディングカードゲームだ。

2022/12/22追記 ソフト側が想定しているオンライン対戦をやってみた


 特に何も考えずにこの記事をはてなブログから移行したけど、元々の記事を引用していた人に迷惑かけちゃってたみたい(・ω<)ミ☆

対戦会



 今日友人と連絡を取り、実際にIPアドレスを入力してソフト開発者が想定していたオンライン対戦をやってみた。
 サーバーを立てた後画面右上の「IP表示」という文字を押すとサーバーのIPアドレスが出てくるので、サーバーに入りたい人はそのアドレスを起動時の画面に入力すると入ることができる。

 とは言ってもインターネットの設定でサーバーを立てられない/立てても入ることができないという場合もある。私のときは私がサーバーを立てることは出来なかったが友人が立てることのできるインターネット設定だった。

オンライン対戦に関して気づいたこと


・権限さえ渡せばサーバーホスト以外も自らのフォルダからカードを生成できる。つまり、「サーバーホストが全てのデッキ情報を持っていなければならない」ということではなく、一人一人が自分のデッキフォルダを持ち寄ることができる。思ったよりもオンライン対戦をしやすそうだ。

・ソフト自体の正規のオンライン機能なら特に対戦に問題は起こらないだろうと思っていた。
 しかし、Sトリガーや「山札から~枚見る」、ピーピングハンデス、アクアベララーの挙動などはトランプ等ボードゲームをやる上では想定されてないので完全に再現することはできず、結局不正の余地は残っていた。(そもそもIPアドレスを教えられる仲に限った対戦なのでそこらへんは割り切ることも可能だとは思うが)

・プレイできないくらいに重たい動作をするものだとやる前から勝手に想像していたが、やってみるとラグさは許容できる範囲で普通にプレイできた。
 先行入力も受け付けているらしく、癖でシャッフルを何回もやる私にとってはありがたかった。

・手札内だとカードをドラッグして置くだけで180度回転する。この機能はオフラインモードでは確認できなかった。
 かなり便利なのでオフラインモードでも実装してほしい。

・人間と遊ぶデュエマは楽しい。


このソフトをプレイして感じた改善の余地があるところ


 もし私が開発者だったら「使い方の説明とかどうでもいいからさっさとフィードバックを寄越せや!」とキレるので一応不満だった点も書いておく。(そもそも開発者のyoutubeチャンネルが何年前かに更新が止まっているので連絡取れなさそうだが…)

・相手の手札を見てそこからカードを選ぶ機能が欲しい。

・カード束を特定のプレイヤーからのみ見ることができる状態を作れるようにしてほしい。

・90度回転をもっと気楽に使えるようにしてほしい。

・カードにカーソルを合わせた際右上に出てくるカード画像のサイズを変更できるようにしてほしい。TCGだと文字が小さいので微妙に文字が見えなくて使いづらい。

・他のソフトで言うctrl+Zなど、一手番戻す機能が欲しい。
(オンライン対戦ということもありこれは難しいことかもしれないが…自分の行動のみ一手番戻す機能が欲しい)

・2段階だけでなく、3段階やそれ以上の回数裏返すことのできるカードの設定を用意してほしい。
(これもまあまあ無理を言っている自覚はある。3面あるカードのあるゲームの方がおかしいのだ)

・固定したカードをカード枚数に含めないで欲しい。
(固定したボード上に置いたカード束の枚数が常に1枚多く見えてしまうので)

2022/12/26追記 プレイマットを使ってみた


せっかくだしプレイマットを使ってみることにした。


 こういう中身のフォルダを用意する。kazu.txtの中身は1、size.txtの中身は300。カードの10倍だ。
 カードとして作成されるので、両面に画像が必要だ。今回はデュエルマスターズ公式構築済みデッキに付属していたドルゲユキムラとアルカクラウンのものにしてみた。


カードをプレイマットにするプレイマット

 そうして後は他のカードと同じようにプレイマットを作ればいいのだが、それをただ下に敷くだけだと並列選択で一緒に選択してしまった。
 背景を掴んでカメラ移動したかったのに間違ってプレイマットを掴んでカードの上にプレイマットが置かれたりと普段の要領でやるとまともにプレイができない。

そこで、カードの固定機能を使う。


反転したユキムラかっこいい

 左側の操作盤から”カードの固定”ボタン(黒い正方形みたいなやつ)をクリックし、固定したいカードをクリックして選択する。

 今回の場合はプレイマットのみだ。そして選択し終わったら再び操作盤のカードの固定ボタンをクリックして通常のカード操作に戻る。
 
 これでこちらから普通の操作でプレイマットに干渉することはできなくなったので、普段通り操作できるというわけだ。

 プレイマットの位置調整の時や間違って普通のカードも固定してしまった時は、固定ボタンの左の”カードの固定解除”ボタンを押して解除したいカードをクリックし選択すれば普通のカードに戻る。


 プレイマットの固定さえできれば普段通りプレイできるが、一応その状態でもカード扱いなのでプレイマット上のカード束の枚数が常に1加算されていることに注意が必要だ。
 画像を見ればわかる通り、単一のカードですら2枚のカード束として扱われている。

 正直パソコン上でプレイする上でプレイマットなんてものには気分を上げる以外の意味は無いので要らないが、こういうサプライはあればあるほどカードゲームやってる感が増すので使ってみてもいいかもしれない。

 まあ、友人と遊ぶときには使ってもいいかな…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?