見出し画像

<ReDesigner for Student 活用術 #5> 企業研究のやり方

ReDesigner for Student 活用術の第5弾です!

依然として新型肺炎の影響下にありますが、ReDesigner for Studentでは、日々求人が増え続けています。就職活動の現場がオンラインに移行する中で、プラットフォームとしての意義をより一層強く感じています。

説明会等で直接企業で働く人から話が聞けない中で、いわゆる「企業研究」の重要性が高まっています。
「受けたいと思う企業がない」「自分にマッチしている企業がどこかわからない」という人にとって、求人票などから企業の情報を正しく捉える「企業研究」は、とても大事な工程になります。
そこで今回は、「企業研究」のやり方をまとめてみました!

ReDesigner for Studentにログインいただいた際、まずみなさんの目に入るであろう情報が、「企業求人」です。

画像1


最初に簡単な「企業の自己紹介」がされているパターンが多いかと思います。
企業として目指しているビジョンやミッションであったり、大切にしている理念が、簡単な言葉で記されていることが多いです。

【企業研究その①】株式会社コンセント

画像2

例えば上記のコンセントさんの場合だと、「デザインでひらく、デザインをひらく」というミッションを掲げた上で、その言葉の具体的に意味するところや、「デザインの価値」をどのように捉えているかについて述べられています。

【コンセント求人】
https://student.redesigner.jp/recruitments/Ja42f30eebb1cfb5bd59bcf811de63ac6

その上で、「どういった事業を展開しているのか」「デザイナーとしての業務はどんなものか」「募集している職種」と、より具体的な「企業の自己紹介」へと続いています。
コンセントさんの場合は、「事業内容」の幅広さが大きなポイントかもしれません。デジタル領域から、雑誌や書籍のエディトリアルデザインまでを事業として持っている企業はそう多くないです。まさに、「デザインでひらく、デザインをひらく」を体現していると言えるのではないでしょうか。
加えて「職種」に関しても、総合職として採用された上で、希望や適正を見て「デザイナー/ディレクター/サービスデザイナー/エンジニア」に配属されるというのも、安心感を感じるかもしれません。「自分の得意なこと、やりたいこと」を面接等で素直にアピールすることが出来そうです。

一方で、「具体的にどんな人を求めているのか」ということをシンプルに伝えている求人もあります。

【企業研究その②】株式会社ウェルモ

【ウェルモ求人】
https://student.redesigner.jp/recruitments/J8925070a16754312cad60ac48fb54f66

画像3

ウェルモさんの場合だと、「入社後どんな仕事をするのか」「どんなスキルを持っている人を求めているのか」と言ったことが、述べられています。

「自分がどんなことをやりたいのか」という考え方で就職活動をされる方がとても多いと思いますが、「自分がどんなことができるのか」ということを軸にすると、企業選択の幅がぐっと上がります。

ウェルモさんは、介護や障碍児教育に関わるサービスを展開されています。一見クリエイティブの世界からは、かけ離れているように見えるかもしれませんが、現場で働く介護士たちを支援するシステムの開発等において、当然「誰でも使いやすいUI」が重要であることは想像に難くありません。
「デザインの力で、介護福祉業界をリブランディングしていく!」という求人タイトルに現れている通り、「デザインを学んだ皆さんの力が、介護福祉業界にも必要」であるわけです。
ウェルモさんは、求人票にリンクの貼られている企業サイト内でより詳しく「ウェルモの目指すもの」について説明されています。「自分のスキルが役に立つかも?」と少しでも思ったら、ぜひこちらのサイトも覗いてみると良いでしょう。

ウェルモさんと同様、他の企業も、求人票以外のところで積極的に企業の情報を発信していることが多いです。

【企業研究その③】いろは出版株式会社

【いろは出版求人】
https://student.redesigner.jp/recruitments/J75437147d7562a2b5a135122e56a3c3d

画像4

皆さんも、おそらく雑貨屋や書店でグッズを見かけたことがあるのではないでしょうか?いろは出版さんは、「企業の中でデザイナーがどんな風に働いているのか」などを積極的に発信されている企業です。
求人票のリンクから公式サイトに飛ぶと、メニューに「読みもの」というコンテンツがあります。

画像6

こんな風に、「商品がどんな風に企画されたのか」を、企画者本人にインタビューする形で公開されています。

画像5

商品をデザインする上でこだわったポイントであったり、ユーザーからの声を取り上げるなど、「どんな風に働き、どんな風に社会と繋がっているのか」がわかりやすく紹介されています。
求人票を眺めていて少しでもピンとくるものがあったら、「何をやっている企業なのだろう?」ということを知ろうとするアンテナを張っておくことが大切だと思います。

まとめ

さて、今回は具体的に求人票を見ながら、「企業研究」のコツをまとめました。
最後に、最も大切なのは、こうした企業研究のあとの「具体的なアクション」です。
いくら企業のことを詳しく知っても、その企業に見てもらうためのポートフォリオのブラッシュアップやエントリーがなければ、あまり意味がありません。
「ポートフォリオを見てもらうのは抵抗がある…!」という気持ちはよくわかりますが、やはり見てもらわないと、ブラッシュアップや次の面談等に繋がりません。


ぜひ、積極的にエントリーをしてみてください!
https://student.redesigner.jp/