推しの「ありがとう」を自分ごとにできなかったヲタクの「お話し会」レポ
OWV 1st album『CHASER』発売記念
個別お話し会(オンライン)
5日目 2021年11月3日 佐野文哉 レポ(1分)
自「こんにちは!」
佐「こんにちは」
自「佐野くんにお礼を言いたいことがあるのですが、良いですか?」
佐「はい、どうぞ」
自「サマーライブWINDのアンコール後、最後にはけるとき、『全員の顔を見た』って言ったじゃないですか~」
佐「はい、言いました」
自「あれ、すごくびっくりしました。自分も見られてたって思ってなかったからです。」
佐 (頷きながら聞く)
自「ありがとうってあの時もたくさん言ってくれてたのに、自分が言われてるっていう実感を持ってなかった。」
佐 (あ、そうなの?みたいな顔(←想像)して聞いてる)
自「でも、『全員見た』って言われて、はじめて、自分にもありがとうって言ってくれてたんだなと思って、衝撃でした。」
佐「あれは、○○さん(本名)と、みなさんに、『ありがとう』、ということなので。」
自「うん」
佐「○○さんも、みなさんも、全員に、『ありがとう』、なので。」
自「うれしかったです。またライブを楽しみにしています。」
右から二番目が佐野文哉さん
(以上 レポ終わり)
(佐野さんの発言は、言葉の区切りを忠実に句点にしています)
(自分の発言は、明瞭さを500%増しています)
こんにちは!エム・エーイチです。
吉本興業所属の四人組ダンスボーカルグループ「OWV」(オウブ)のファンです。
OWVを知る前は長く女子アイドルをゆるーく推してまして、生まれて初めて男子グループにはまったのがOWVとなります。
ところでみなさん、ライブ、コンサートに行ったことあります?
バンドでも、アイドルでも、クラシックでもなんでもいいんですけど、
アナウンスや、場合によっては演者が直接、観客に「本日はありがとうございました」って言う場面がどこでもあると思います。
あれ、自分に言われてるって感じます?
自分はこの「ありがとう」を、「そういや、自分に言われてるって思ったことなかったわ」って、OWVのライブ行って初めて気づいたのです。
で、ライブだから、OWVのメンバーが、終わり際に言うわけですよ。
「みんなありがとー!」って。
で、それを聞いて自分は、
「ファンの人、メンバーから感謝を言ってもらって良かったね!」
ってめちゃくちゃ感動するんです。
よく考えると変なんですよね。
自分もファンなのに!!
その場にいるのに!!
矛盾してるよ!!
でも、自分が想像するに、こういうように無意識に受け止めている人って、結構多いんじゃないかと思っています。
自分が矛盾していることを感じているといつ気づいたかと言うと、OWVのサマーライブ「WIND」で、アンコールが終わって、最後にメンバーが裏にはける時、佐野文哉さん(24才 山梨県出身)がこう言ったんです。
ほんとに全員、見ましたからね!
こう聞いた瞬間、頭を殴られたみたいな衝撃がありました。
まさか自分が見られているとは。物理的に網膜に映っていても、そこから脳に自分の姿は運ばれていない、記憶されていないと、全然意識的ではなく、感じていたということを、その時に初めて気づいたのです。
これが例えば、「みなさんの顔見ましたよ」って言われてたら、おそらく
「ああ、みんな、大好きなOWVに顔見てもらって良かったねー!」
って他人事に感じてまた感動したと思うんですけど。
「全員見た」って言われたら、
さすがにそこには、自分も入ってるんですよね…その場にいるからね。
よくよく思い返してみると、今まで、推しているグループも、そうでないグループも、アイドルもバンドもクラシックも、(決して多くはないですが)ライブ・コンサートに何度か足を運んだことがありますが、
全ての機会で、演者からの「ありがとう」を、
自分に向けられた言葉として捉えたことがありませんでした。
完全に、無意識です。
なぜ、そう思ってしまうのか?
実は、この問いには、全然答えが出ていません。
ただ、非常に表層的に考えると、
自分は、自分の推しに対する「愛」の量が、自分が自分に期待するレベルには全然足らないと、常々思っています。自分以外の全てのファンの人と比べて。
足らないのは「愛」の量だけではなく、「マメさ」「努力」「勤勉さ」「運」「お金」「拡散力」「話題の多様さ」「とっさの対応力」「ユーモア」「センス」「知識」「落ち着き」「元気」「ハツラツさ」など、いろんな分野のいろんなところです。
要するに、自分は自分のことをたいへん過大に評価をしており、それゆえに、その評価に至らない自分のことを「他の人に比べると、ファンとしての最低限のレベルに達していない」「こんなのではファンだと認めてもらえていない」と思ってしまっているようなのです。
なので、冒頭の自己紹介で「OWVのファンです」というのは、本当は面はゆい感じがするのですよね。でもそれ以外に説明のしようがないからそう言わざるを得ないのですが。。。
あ、あくまで、自分の主観的にですよ。客観的にはまた別なんですよ。それと、これはあくまで自分に対して思っているだけで、他人に対してそう思ったことはただ一度もないです!
・・・自分がハツラツとしてないことがそんなに気になるなら、オロナミンC飲んどけよってケインコスギに言われてしまいそうですが(ケインそんなこと言わない)(ケインは「ファイト一発」の方)。
何はともあれ、OWVの佐野文哉が「見た」って言ってんだから、自分は、見られたのです。
そして、OWVのみんなが言う、「ありがとう」の対象に自分もなっていたのです。
自分がどう思おうが、それが真実らしいです。
ところでOWVは2020年4月結成、9月CDデビューなので、そんなにたくさんライブをやってるわけじゃないんですけど、今までやってきたライブは
2020.12 オンラインファンミーティング
2021.4 結成一周年記念ライブ@豊洲PIT
2021.8 サマーライブ「WIND」@東京、大阪
2021.9 KCON Triangle@パシフィコ横浜
の4つ。
自分は結成1周年とサマーライブは現地で見て、オンラインファンミーティングは当たり前にオンライン(しかない)、KCON Triangleは日程調整ができなくてやむなくオンラインでした。
OWVのライブはいいぜ!っていう記事は、また今度書きます。
OWVって、コロナ禍の真っ最中に結成してデビューしたアーティストなので、オンラインと有観客のハイブリッドのライブでは、もーーーーーーのすごくオンラインに配慮してくれてて、「オンラインのみんなー」って頻繁に声をかけてくれて「絶対にオンラインの観客を置いてけぼりにしないぞ!」っていう気持ちが溢れ出てるんです。
なので、そりゃ実際に行く方が情報量は各段に多いですけど、オンラインだからって、「こっちは見てるだけ」みたいな、疎外感を感じることはほとんどないのです。
それでOWVは11月7日から初のライブツアー「OWV LIVE TOUR 2021 -CHASER-」をする予定になっています。
<大阪公演>2021年11月7日(日)Zepp Namba
第1部「Talk & Live」 14:30開場/15:15開演
第2部「Live Stage」 17:30開場/18:15開演
<宮城公演>2021年11月14日(日)SENDAI GIGS
第1部「Talk & Live」 14:30開場/15:15開演
第2部「Live Stage」 17:30開場/18:15開演
<神奈川公演>2021年11月27日(土)KT Zepp Yokohama
★神奈川公演のみ⽣配信あり
第1部「Talk & Live」 14:30開場/15:15開演
第2部「Live Stage」 17:30開場/18:15開演
<福岡公演>2021年12月5日(日)Zepp Fukuoka
第1部「Talk & Live」 14:30開場/15:15開演
第2部「Live Stage」 17:30開場/18:15開演
神奈川公演の昼・夜は瞬殺で売り切れてました(泣笑)。オンラインのチケットがあります(通し券だとちょっと安くなる)。
大阪・宮城はこの記事を書いている11/4の0:09の段階で、まだチケットが多少ありそう(当日券はないかもしれない)なので、行きたいなって人はどうぞ。OWVのライブはオススメします。曲知らなくても、いい曲が多いので楽しめます。必ずしもOWVのペンライト持たないといけないってこともないし(キンブレとか持ってたら持っていくのがいいかも)。
ということで、長くなったし、結論は出てないし、途中からライブの話になったりしましたが、11月3日のお話し会のレポでした。