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【読書感想文】タイムスリップ森鷗外
あらすじ
森鷗外が、何者かに殺されかけた拍子に、
大正11年から、現代の渋谷にタイムスリップする。
現代の渋谷で彷徨い、
出くわした不良に袋叩きにされかけた所を、
女子高生・うららに助けられる。
うららとの出会いを機に、
森鷗外は現代に適応していくが、
彼の残した著作が、徐々にこの世から消える事態が発生。
大正から平成を跨いだ巨大なミステリに、
森鷗外と高校生四人が挑む。
印象に残った言
【読書感想文】アルジャーノンに花束を 著:ダニエル・キイス 訳:小尾芙佐
あらすじ
チャーリイはかしこくなりたかった。
頭が良くなれば、
みんなが自分を好きになってくれる。
そう思ったから。
現状のチャーリイは、
利口なネズミのアルジャーノンに負けるほど、
知能が低かった。
ある時、手術をした。頭の良くなる手術。
リスクは未知だったけど、
チャーリイはみんなと仲良くなりたかった。
術後から、
チャーリイはどんどん賢くなっていった。
勤めていたパン屋では、周りの仕事
【読書感想文】LEARN LIKE A PRO 学び方の学び方 著:バーバラ・オークレー、オラフ・シーヴェ 訳:宮本 喜一
始めに 読者諸君、ご機嫌よう。諸君らは日々学習しているだろうか。勉強は学生まで、と取るに足らない人間が嘯いた言葉を信用してはならない。勉強とは一生を掛けて付き合うものである。人は学び、考えを巡らせ、日進月歩の気概を常に持たねばならぬ。
斯く言う私は、暑さに負けて家で寝ているだけの日々である。非難は受け付けない。頭で分かっていても体は動かないのが人間の真理であろう。
恐らく、愚かにも楽な方へ逃
【エッセイ】語るには値しない
読者諸君、ご機嫌よう。猛暑の候、咲き乱れる日傘と一向に途絶えぬ蝉の声に暑さはますます増幅するが、それでもご健勝である事を願う。
私に関しては、暑さに負けぬ強靱な体を持つため、問題はない。熱中症の心配などおくびにも出さず日に当たる。四畳半の自室も、窓を開け、扇風機を浴び続ければ、冷房は要らない。ところで最近、どうしてか寝苦しかったために一度冷房を使ってみたが、ぐっすり睡眠が出来るだけであった。