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我流・オンライン面会交流

離婚済の人、これから離婚しそうな人、離婚の予定なんて全くない人へ。
数ある離婚経験者の1ケースとして、話半分に聞いてもらえたらと思う。ワイが如何にして面会交流にこぎつけたかという話である。

離婚後に面会交流が実施できるかどうか、一番のウェイトを占めるのは間違いなく【親権者の協力】である。

言い換えると親権者のお気持ち一つで面会交流は実現不可能になる。離れ離れになってしまった後ではもう為す術がない。出来ることがあるとするならば、子どもたちと離れ離れになる前の準備だけである。
もちろん面会交流調停という手段もある。が、葛藤を上げるリスクもあるためマストではないと自分は思う。自分は自分の弁護士と相談をし、総合的に判断した結果、まだ交渉の余地があるとして面会交流調停はしていない。面会交流調停を起こしたことによって、今現在できているテレビ電話による間接面会交流さえできなくなる恐れもあるからだ。このあたりは各々の状況と弁護士に相談して決めてほしい。

離婚済の人には申し訳ない。ワイの話は参考にならないかもしれない。
ワイはその道を歩んでいないが、ワイの代わりにその道を開拓してくれたらと思う。その道はきっと誰かのためになるはず。できたら成功事例は共有しよう。すべてはすべての子どもたちのために。子の福祉のために。

ただ間違えないでほしい。人の成功例をマネしても必ずうまく行くとは限らない。元配偶者との関係性、反応、自分の状況を総合的に判断しながら試行錯誤するしかない。

概況

経緯はざっくり以下の通りである。

①別居(妻に家を出てもらう)
②監護者指定で争う(ワイが一人で子育て)
③監護者指定:家庭裁判所の回答がでる(子どもとお別れの準備を進める)
④監護者指定:高等裁判所の回答がでる
⑤監護者指定:最高裁判所の回答がでる
⑥ ⑤により親権者争いを降りる(子の引き渡しに応じる)

自分はちょうど一年前に離婚が成立し、子どもたちと別れて生活をしている者である。月に一度の交流を約束したにもかかわらず、未だに息子たちとの直接的な面会交流は実施されていない。

幸い自分は毎週テレビ電話ができている。多いときは週5である。

元配偶者は決して協力的ではなかったため、息子からの積極的なアプローチがなければ今のテレビ面会は実施できていないと思う。
息子とのテレビ電話は嬉しいけれど、息子にはこれから出来る人間関係も大切にすべきだと思い、最近はだいぶ抑えている。勉強や友達との時間も大切にしてもらいたいからである。
でも、それは「次回のテレビ電話」が約束されているからであり、息子から求められているという安心感からくる余裕があるからである。
世の中には我が子とのテレビ電話さえ許されていない非親権者がいて、その人たちは気が気でないと思う。ただ離婚しただけ、ただ親権者になれなかっただけで、なぜそのような仕打ちを受けなければならないのか理解に苦しむ。





ぶっちゃけ、子どもたちと長時間会話をするのは不可能

考えてみてほしい。自分が子どもの頃、親とそんなに話がしたかったか。
はっきりいって目的がなければ話しかけない。正直そんな時間あったら自分が好きなことしたいと思う。ワイなら。

漫画とかでよくある親子キャッチボールの場面。
父「最近学校はどうだ」 子「…。」 こうなるのが関の山である。
でも、キャッチボールという目的があるから一緒の場にいられる。
子どもたちの顔を拝むことができる。

子どもたちが自ら「会いたい」と思ってもらえる目的を用意すること。それが面会交流実現には最優先事項だと自分は考えた。

直接交流は期待できない

元配偶者が遠くに引っ越したという話は裁判を通して知覚していた。
仮に直接交流が実現したとしても、幼い子どもたちの負担を考えると頻繁にはできないことは明確だった。このことから遠距離でも実現可能な「会う」目的を用意する必要があった。

息子が好きなものを考える

元配偶者の教育方針もあり、幸いにも息子はiPadを所有していた。普段は簡単なゲームやYoutubeを楽しんでいた。息子が好き好んで見ていたのはYoutuberのゲーム実況だった。ちょうどこの頃、家庭裁判所の審判もくだり、お別れの時間も迫っていた。自分に出来ることを鑑み、これしかないと思い急いで準備した。

遠距離でも実現可能な「会う」目的

おれの答えはこれや

俺自身がゲーム実況者になることだ

実際にはずんだもんではなく普通にリアルなワイである。また、プラットフォームはYoutubeではなく、LINEのテレビ電話である。
これに加えて、子どもに対して一方的に話続けるのは不可能だと考え、ゲーム配信ではなくオンラインゲームを一緒にやるということにした。
ゲームは息子がよくYoutubeで見ていたRobloxというゲームである。勉強になるもの、権利関係が怪しいもの、とにかくいろんなミニゲームが入っている。この点が非常に都合がよかった。いつまでも飽きない。飽きられると終わりだからだ。もし、飽きられて他のゲームに移ろうにも元配偶者の協力は得られず、幼い子どもたちだけで設定関係はできず、詰みである。🙏合掌

必要なもの

①子側
 ・iPhone(LINE:テレビ電話)
 ・iPad(Roblox:ゲーム)

②親側
 ・WEBカメラ
 ・PC
  →LINE
  →OBS(配信者が良く使うソフト)
  →Roblox(ゲーム)

※もしパソコンが得意でなければ子側と同じ構成でも良いが、それではYoutuberごっこはできない。

やってることはYoutuberと同じ


概略図

その他、注意したこと

アプリを消される、取り上げられる、その他を阻止するためにiPhoneとiPadは自分が新しく購入した。元配偶者の機嫌を損ねないために①GPS共有機能をOFF②スクリーンタイム(制限時間)を設定した。アカウントは自分に紐づけ、アプリのインストールやアンインストールは自分が管理することとした。
iPhoneにはpovoのesimを差した。ネット環境が整備される確証がなかったためである。また、物理simではなくesimにすることによってsimを取り上げられることを阻止した。povoは維持費がとても安い上に、状況によって細かくオプションを調整できるため都合がよかった。
ちなみにロック番号はワイの誕生日にしたが意味はなかった笑 なぜか母の日にLINEをもらったが、誕生日と父の日はなかった。残念。

交流の様子

①あいさつ。一言二言の簡単な会話
 →天気とか、髪型とか、服装とか、

②ゲームの話(メイン)
 →最近どんなのやってんの?おもしろいのあった?
 →漢字や英語が読めたらすかさず褒める
 →ロード時間に雑談(学校のこととか)
 ※特に協力プレイのゲームがアツい。オススメ

③次回のテレビ電話の予定を立てる
 →なるべく子どもの都合に合わせる
 →元配偶者とスケジュール確認を促す
 ※土曜午前中は通院の可能性があるから特に注意

面会交流実現にあたり、最大の鬼門

冒頭で出したのと同じやつ。
お別れの日、元配偶者にiPadとiPhoneを持って行くなと言われたのである。
ここは息子が強く反発してくれたから今の間接交流が実現している。

小学校低学年の息子には少し酷だったかもしれないが、言葉をオブラートに包みながらも「これから一緒に暮らせなくなること」「いつまでも大好きだということ」「これからも一緒に遊びたいということ」という気持ちをしっかり伝えられて良かったと思う。

最後に

以上のことはすべて、自分に子どもたちとお別れまでに時間があったから出来たことである。実子誘拐をされた人たちはそんな間もなかったと思う。本当に酷い話である。正当な理由もなく子どもを連れて家を出る行為は人として許されないと思う。もちろんDVなどの理由があれば話は別である。暴力を振るうのは最低だと思う。それは反省すべきである。

最後の最後(あとで消す)

後日また加筆修正するつもりですが、一旦公開します。
なにか気になることがあれば答えますので聞いて下さい。

おまけ(Robloxのオススメゲーム)

後日追加予定

ゲームのタイトルがコロコロ変わるため、検索して出なかったらごめんなさいね。

協力ゲーム

権利関係が怪しいやつ キティから逃げながらタスクをこなして脱出する
スライムから逃げながら鍵を集めて脱出する

地理

表示された写真の国を見て、地図上の位置にピンを立てるゲーム 困ったらヨーロッパ差しとけば当たる
表示された国旗の中から国名が長いやつを選択するゲーム

アクションゲーム

ほのぼのアクションゲーム 部屋に隠れてる食品を探す

鬼ごっこ

ザ外国のゲームといったグロさ 息子がやりたがるからやるけど、元配偶者にバレたら問題になりそう

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