【第3回RED League】優勝 ひこ選手インタビュー！使ったデッキはヤケクソ構築？！ターン見送り合戦のリベンジマッチを制した思いとは！
2023年9月17日。第3回RED Leaugeの入賞者インタビュー。
今回は怪獣カグヤでターン見送り合戦を制し優勝した「ひこ選手」だ。
第2回RED Leaugeで3位の成績を収めたレジェンドアンソロジー大好きのひこ選手がSR禁止で優勝。
どのような思いで戦ったのか、そしてデッキを作った経緯を伺った。
以前入賞した際のインタビュー記事も合わせて読んでいただけると、よりひこ選手の魅力が伝わると思う。是非ご覧いただきたい。
――第2回RED Leaugeでは3位という結果でしたが、今回は優勝となりました。大会を振り返っていかがでしたか。
ひこ選手（以下ひこ）：前回は結構惜しいところまでいけたけど勝ち切れず…。今回は予選突破からの決勝を勝ち上がって優勝できたのは本当によかったと思います。
――決勝戦はお互いターンを譲り合い後攻展開を狙っていたデッキ同士、その中で先に仕掛けて勝利となりました。どのような思いで戦っていましたか。
ひこ：決勝で当たった相手は予選でも当たっていました。予選もコイントスで負けて先攻になり、お互い何回かターンの譲り合いをしながら進みまして、結局自分が先に動いて負けちゃって。その時のよくないイメージがついたまま試合が始まりました。
――リベンジマッチ、しかし同じ状況からのスタートだったんですね。そこから勝ち切れた要因を教えてください。
ひこ：予選も決勝も「未界域のビッグフット」を最初に使う盤面でスタートしました。このカードは手札をランダムに捨てて特殊召喚するんですけど、予選の時は相手の反撃を一回止められる「原始生命態ニビル」を捨てることになってしまって…。保険となるカードがない状態で1ターンキルに失敗したので返り討ちにあっちゃいました。決勝戦では別のカードを保険として手札に持っていたんですけど、それを捨てずに「未界域のビッグフット」を召喚できたことで乗り切れたかなと思っています。
――運要素が絡んだ戦いでもあったんですね。
ひこ：「三戦の才」を使って相手の手札にこちらの展開を止めるカードがないことを確認できたのもよかったです。相手は「増殖するG」を使っていたので、自分の最後の特殊召喚で何かしら防御手段のあるカードを引かれていたら勝負は分かりませんでした。
――前回のインタビューでは「レジェンドアンソロジー」がとてつもなく好きだと仰っていました。今回のSR禁止というレギュレーションはいかがでしたか。
ひこ：やってみてすごく楽しかったと思います。普段とは違うレギュレーションのデッキを考えること自体が好きなのでSR禁止も面白いなと感じました。
――使っていたデッキの強みや特徴を教えてください。
ひこ：怪獣カグヤというデッキを使っていました。とにかく後攻で強いカードで固めて、相手の展開を返しきってから1ターンで8000ダメージを与えるというコンセプトのデッキです。
――このデッキを選んだ理由を教えてください。
ひこ：SR禁止というレギュレーションだと先攻展開で全く返せないような盤面を築けるデッキがないなと思ったので、だったら後攻が強いデッキなら勝てると考えて選びました。
――SR禁止の中の環境を読み切っての選択だったんですね。
ひこ：実は最初は「竜剣士」と「メタルフォーゼ」を組み合わせたオリジナルデッキを組んで、これめっちゃ強いだろうと思って仲間内でリハーサルしたんですよ。そしたらボッコボコにされて全く勝てなくてですね…。それで一年位前の環境ですごく強かった怪獣カグヤをもとにデッキを組み替えちゃえ！と、半ばヤケクソな感じで作りました（笑）
――ひこさんが感じているマスターデュエルの魅力を教えてください。
ひこ：いつでもどもでもデュエルが出来る、というのが素晴らしいなと思っています。小～中学生の時に遊戯王を遊んでいたときは周りに対戦する人がいましたけど、高校以降は周りに遊んでる人がいなくなったので自分も自然と離れちゃったんですよ。それが今はアプリでどこでも遊べるのはすごくありがたいことだなって思います。
RED PRIJECTが始まってから初めての2回目入賞となったひこ選手。予選での敗北から決勝でのリベンチマッチ、そして優勝は熱い展開だ。
今後の大会で再入賞の選手が増えるのか、はたまた新たなスターが現れるのか。楽しみは増すばかりだ。
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（取材・文 長谷川 優貴）
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