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【ゆくらカップ】優勝 意志に灸選手インタビュー!更地を乗り越え、環境を読み切り、自分を信じ抜いたからこその勝利。今年の振り返りと来年の抱負も合わせて伺った。

2023年12月9日に、今年のRED PROJECTを締めくくる大会「ゆくらカップ」が開催された。

本大会は同団体が主催するBLUE Leaugeの好成績者だけが参加する招待制の大会だ。

選ばれし32人の中から見事頂点に君臨したのは「意志に灸」選手。

第14回 BLUE Leaugeに優勝した時にも使っていたクシャトリラでの勝利となった。

今年最後の大会、どのような思いで戦ったのか。そして今年一年の振り返り、来年の抱負についても伺ったので、是非最後までご覧いただきたい。


――ご無沙汰しております。今年2回目のインタビューですね。お元気でしたか。

意志に灸選手(以下意志に灸):はい、元気でした!1回目のインタビュー記事を拝見しまして、本当に凄い綺麗にまとめていただきありがとうございました。知り合いみんなに送ったら、遊戯王を知らない人でも何となく分かってもらえたようでとても好評でした。今回も知り合いみんなに送るんでよろしくお願いします(笑)

――ハードルがとてつもなく上がりました…頑張ります(笑)改めまして、本大会を振り返っていかがでしたか。

意志に灸選手:かなり厳しい戦いばかりでした。全6試合の中で2回は「原始生命態ニビル」を食らっているのでかなりボロボロだったんですけど…その中でもあきらめず、自分なりに巻き返せるような形を作れたのが優勝できた要因かなと思っています。

絶望の一手

――決勝戦はBO3(2先)でした。これまでの試合と比べて気持ち面での変化などはありましたか。

意志に灸:BO3は初めての経験だったので始まる前はたくさんチャンスがあっていいなと考えてたんですけど、一試合目に勝てたので「なんでBO3なんだよ…!」とは思いました(笑)

―決勝戦以外で印象に残ってる試合はありますか。

意志に灸:2回戦でお互い「原始生命態ニビル」を打って更地になって、手札もほとんどない状態でドロー勝負になった所をギリギリ勝ったのは印象に残っています。

――今回採用したデッキはBLUE Leaugeでも優勝したクシャトリラでした。構築に変化はありましたか。

意志に灸:ほとんど変わってないですね。この2ヵ月くらいはクシャトリラだけじゃなく色んなデッキを試したりしたんですけど、結局BLUE Leaugeで優勝した構築が自分にあってるなという感じがしたので変えませんでした。

――この2ヵ月間、新しいカードが増えたりなどで環境の変化があったと思います。それを踏まえてどのような対策をして大会に臨みましたか。

意志に灸:環境に話になっちゃいますが、クシャトリラって最近実装された「ヴァンキッシュソウル」に対して弱いんですよ。なので違うデッキを使おうかなとピュアリィやルーンなどを試していました。ただ、12月頭に実装された「烙印系」のカードが「ヴァンキッシュソウル」に強くて、「ヴァンキッシュソウル」が減るなと思って、これならクシャトリラいけるな…ということでデッキが決まりました。

――環境の変化も読んだうえでクシャトリラを信じて使ったということですね。新しいカードが出るたび、Xでデュエリストたちがザワザワしているのを見ていたので、デッキ選びは大変な印象がありました。

意志に灸:BLUE Leaugeが始まった当初は完全にティアラメンツ環境で、そのあとピュアリィ一強時代が到来してという感じでしたが、今は割と色んなデッキが使える環境だと思います。今回の大会もミラーマッチがあまり無かったので、見る側も楽しい環境かなと思います。

――今年一年を締めくくる大会のタイミングとしてはとても良かったかもしれませんね。2023年も終わりが近づいてきましたが、今年のマスターデュエルライフを振り返ってみて印象に残っていることを教えてください。

意志に灸:やっぱりBLUE Leaugeですね。毎週開催されていたこの大会に優勝するという目標をモチベーションにして練習を積み重ねていて、その日々がとても充実していました。結果としてBLUE Leaugeだけでなくゆくらカップも優勝できて、信じられないくらい良い一年になりました。

――最後に、来年の抱負を聞かせてください。

意志に灸:来年もRED PROJECTさんの大きなイベントが控えているという噂を聞いているので、マスターデュエル関連は是非参加して、大会があればまた優勝目指して頑張っていきたいと思います!よろしくお願いします!


2023年のRED PROJECT主催の大会はこれで最後です。

様々な大会を開催できたのは、参加いただいた選手や応援してくれた皆さんに支えて頂いたからこそ。本当にありがとうございます。

来年も新たな挑戦を続けていくので、よろしくお願いします。

▼RED PROJECT
公式Twitter https://twitter.com/Red_PRO_Ject?s=20
公式Discord https://discord.gg/4r2XzDx5Pn

▼ゆくらカップアーカイブ

(取材・文 長谷川 優貴

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