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【第14回BLUE League】優勝 意志に灸選手インタビュー!冷静かつ丁寧なプレイに秘められた思考とは

2023年10月20日に開催された第14回BLUE Leaugeの優勝者インタビュー。

今回はクシャトリラにて勝利を飾った「意志に灸選手」だ。

約8回目の参加となった今回、ランクマッチで手に馴染んだデッキでついに勝利できたようだ。

彼の冷静なプレイはどのような思考から紡ぎ出されたのか伺った。


――大会を振り返っていかがでしたか。

意志に灸選手(以下意志に灸):1回戦以外は全部後攻だったんですけど、手札誘発を多く引けて相手の展開を押さえられたので、運が味方をしてくれたのかなって思ってます。

――決勝戦の印象や勝因などについて教えてください。

意志に灸:相手の先攻1ターン目を自分の「増殖するG」や「灰流うらら」で止められたのが大きな勝因の一つでした。そのあとの自分の後攻1ターン目に相手が「増殖するG」を使ってきた時に、そのまま1ターンキルを狙うか1度止まるかで迷ったんですが、落ち着いて通常召喚だけで進めたおかげで相手のリソースを増やさせずに追い込めたのが勝因かなと思います。

増殖するGに対して通常召喚のみで対応した

――そのほかの試合で印象に残ってる戦いやカードはありますか。

意志に灸:準決勝のラビュリンスデッキとのデュエルですね。実況解説のお話でもありましたが、クシャトリラvsラビュリンスは先攻有利だと思っていて、そんな中自分は後攻になってしまいました。ちょっとこれやばいぞと思ってたんですけど、結果としては相手の妨害を使わせた後に自分が攻める形を作れたので、カードの使いどころを間違えずに詰めていけたかなと思っています。

――使っていたデッキの強みや特徴、選んだ理由を教えてください。

意志に灸:今の環境は展開系のデッキが活躍している印象を受けていて、それに対して「クシャトリラ・アライズハート」「ディメンション・アトラクター」などの除外カードや「クシャトリラ・シャングリラ」の盤面封殺効果が刺さるかなと思って作りました。普段からランクマッチで使っていて慣れてるのも選んだ理由の一つです。

――遊戯王はいつから遊んでいますか。

意志に灸:2008年から2010年ごろの「遊☆戯☆王5D's」の時期にOCGで遊んでいました。それから遊んではいなかったんですけどコレクションとかはしていて、改めてデッキを作るにはハードルが高いなぁ…と思っていたらマスターデュエルがリリースされたので始めたっていう感じですね。

――BLUE Leaugeを知ったきっかけを教えてください。

意志に灸:RYU実況チャンネルを見ていて知りました。BLUE Leaugeの参加は8回目くらいです。

――とてつもなく好き、愛しているといったカードやデッキなどはありますでしょうか。

意志に灸:「マシンナーズ・フォートレス」です。OCGを遊んでいるときは学生で、その時期の環境デッキが高いカードばかりだったのでなかなか集めることができなかったんですよ。そんな中発売された「マシンナーズ・コマンド」というストラクチャーデッキが3000円くらいで環境デッキとして戦えていて、その強さを支えていたのが「マシンナーズ・フォートレス」でした。このカードのおかげで遊戯王の楽しさを体験することができたのかなと思っています。

――マスターデュエルの魅力を教えてください。

意志に灸:誰でも手軽に始められるのはもちろん、難しい効果を自動で処理してくれるのは本当にありがたいですね。正直自分はあんまりルールを把握してないんですけど、楽しく遊べちゃいますし。対戦相手が気軽に見つけられるのも魅力的です。


まず多数の参加をしていただいていることに感謝したい。

その経験もあって冷静なプレイで勝ち切れたのではないだろうか。

緊張感のある大会での経験値も強さの秘訣。これからもたくさんの方の参加をお待ちしている。

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(取材・文 長谷川 優貴

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