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作品を通して

予期せぬ出来事に
なんで自分ばかり
なんでこんな人生
そう傾く精神と
どう折り合いをつけるか

映画を観て身に届く
言葉にならない
心地悪くはない塊


良いか悪いか
役に立つか立たないか
把握やコントロール
そんな視点から離れ

いつの間にか共に
奥深く潜っていって

戻ってきたときに
ひとり感じ残ったもの


作品のタイトルが響く
でもそれはみんなではなく
ひとり  ひとり

すぐに分かろうなんて
おこがましいな

楽しませてくれよなんて
恥ずかしいな

釣り糸をこちらも垂らして
じっくり待つような


作品を通して
人生をみせてくれた

生きてみようか

と思った














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