見出し画像

やがて貴方の体になる


・人の体になりましょう。献血に行ってきました。「体は資本」をモットーに生きてるので、献血のような体を物的資源として提供できる活動は私にとって自己肯定感ポイントを稼ぐことができます。三か月のインターバル無くしてバスバス血を抜いてほしい。いくらでもあげるよ。

・血をたくさんあげたいのはやまやまなのですが、どうも体は耐えきれないようで。体重と脈拍の制限ぎりぎりの私はマジで献血不適合人間なんですね。会場で脈を計ったら三桁で「残念ながら・・・」をくらったこともあります。緊張してるんですかってスタッフに聞かれるんですけど素で心臓バクバクなだけなので助けて欲しい。「脈 下げ方」で調べてもまずは診断を促す記事が多すぎて日頃からの対策なども見つからない。規則正しく生きろってことですか、無理……

・今回は三回計ってほんとにぎりぎり100 拍 / min だったのでいけました。体重測るボクサーみたいな滑り込み。体重も直前にバター塩ラーメンだべ手たので問題なし。400 mL 献血しました。あとついでに骨髄バンクの登録も。献血ルームと同じ場所で登録できるので、書類書いて検査してもらえば終わる簡単な手続き。みんなもしよう。

・渡された番号呼ばれて献血前の検査、本番で使う右手の反対の左手から血を注射器二本分(一本は骨髄バンク用)。針刺さった時めっちゃ面白くて、わけもわからずただただウケちゃってマスクの下でずっとにやにやしてた。マスクあってよかった。本当に。ちょうどいい痛みがなにかしらのトリガー引いて笑いが止まらなかった。もしかしたら痛みを正の感情パワーで乗り越えようとしたのかしら。

・検査も終わって本番400 mL。こっちでは受けなかった。天丼はピーキー。血の所有権が失われていく間の体の様々な異変。右手の体温現象、感覚の低下、太ももに局所的な鈍痛、下半身のしびれ。体をもぞもぞ動かしたときの注射した部分への二次的な痛み。ゆーて大したことはない。スマホとかいう電子ドラッグあるので。

・大体15分くらいで終了、右手を酷使しないこと、運動しないこと、気分が悪くなったらすぐにしゃがむこと、水分をたくさん摂ることなど注意を受ける。「400 mLなので"さんばい"飲んでくださいね」って言われて、最初400の三倍 1200 mL かと思ったけどコップ三杯っぽい。ベッドから立ち上がって強めのめまい。私 in the dark。めっちゃ眩んじゃった。

・献血の良いところ、終わった後にアイス食べられる。食べたよ。固。

・献血の良いところ、場所によってはなんかもらえる。歯ブラシと歯磨き粉もらったよ。ありがたく使わせてもらうよ。

・献血終わった後は本屋で潮が舞い子が舞いの新刊とハイパーインフレーションの今出てる全巻買いました。4500円。高。

・後日談。献血すると自分の血液の状態が分かる。私は血中ヘモグロビン濃度が少し高いみたい。調べると水分をよくとるといいらしい。フィードバックしていきましょう。

・サムネは全然関係ない写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?