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山下翔太郎

経歴

35歳、3児のパパ。
道産子。
大学卒業後、トヨタのディーラーで営業(約2年半)
コールセンターの立ち上げに参加し、通信事業の所長(2年)
企業の民間調査会社で調査営業職(約8年)
2020年よりマネーフォワード(2021年6月~北海道支社長)

好きなこと
子供と遊ぶこと
北海道コンサドーレ札幌
カメラ
洗車
スターウォーズ

北海道への思い

北海道生まれ北海道育ちと言っているのですが、
実は子供のころに父親の仕事の都合で数年間だけ関東に住んでたことがあります。

年末年始やお盆時期など、北海道に帰省したときに感じる人の温かさ。
ちょっと車でいくだけで自然いっぱいの環境、
親戚といつでも会えることなど。
離れると「地元」のありがたみをすごく感じます。

特にテレビで北海道の特集があったり、
祖父や祖母から北海道の食べ物が送られてきた時などは、
北海道に戻りたいなぁと子供ながらに思っていました。


その後無事北海道に戻ってきてからはずっと北海道にいようと決めています。そのため、僕には子供が3人いますが、子供は道産子として育てていきます。

大好きな北海道のために、何かしたい。

その想いをずっともっていましたが、
「じゃあ自分はなにができるんだ」
その答えが見つかることなく大学を卒業し、時が過ぎていきました。

起業断念

コールセンターの立ち上げに参加した時、
立ち上げがうまくいったら自分で起業しようと思っていました。

ただ、周りの方々のおかげで立ち上げ自体はうまくいきましたが、
(その会社は僕の退職後、業容拡大を図って海外に拠点を作り、
 いろいろな問題が発生して、解散してしまいました)
そこで苦労した2年間、自分の限界が見えたような気がして、
自分に経営は無理だと思いました。なによりその勇気もない。

でも、経営には興味ある。
それじゃあ、中小企業の経営に近いところで仕事ができないだろうか。

調査員時代

考えた末に、帝国データバンクに入社しました。

帝国データバンクの仕事のメインは企業調査です。
一人当たり1ヶ月で40社以上の調査を行います。
経営者や役員の方にアポイントをとり、
決算書を見ながら経営全般について取材し、信用を評点として評価します。
僕の在籍期間は約8年で、
在籍期間に3,000回以上の調査を行いました。
(同じ会社を複数回調査するので社数で行くと2,000社以上だと思います)
あんなに経営者とお会いできたのは本当に貴重な経験でした。

そこで気づいたこと。
「倒産する会社にはある程度の共通点がある」
「成功する会社には不思議と共通点が少ない」
野村監督の言葉としても有名な、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
まさにその通りだなと思いました。

そして、もう一つ感じたこと。

それは、中小企業のリソースは本当に限られているということ。

企業はヒト、モノ、カネ、情報とよく言われますが、
それが揃っているケースは稀。
そのため、すごく能力の高い社長が
経理も人事も担当していることは当たり前で、
本来の社長の強みが全然活かせていない。
やりたいことがあっても、本来の業務を行う時間がない。
昨日も夜中まで事務作業してたよ、
と言いながら疲れた顔をされている社長を何度も見ました。

いつももったいないなぁ感じていました。
すごくいいアイディアがある社長、
技術力が高い社長、
営業力がある社長など。
企画や開発に注力できたらもっと面白いことができるのではないか。

また、辞める2〜3年前からはどの業界も人手不足が顕著になっていました。
調査の中で必ず課題をお聞きするのですが、
8割以上の企業が人の問題をあげていました。
人口構造を考えた時、今後この問題が解決することはないな、と。
今後はITで任せられる部分は任せていく時代なんだと感じました。
実際に、業績が伸びている企業はITとの付き合い方が上手でした。
ある経営者は、「従業員数を維持する時代じゃないよ」、と言っていました。
無理に人数を維持しようとするとコストもかかるし、
ITを導入した方が一時的に投資費用は掛かるけど、
目に見えないコストは削減できるから、結果として生産性向上が期待できる。

中小企業を元気にしたいという思いは変わっていなかったので、
ITで中小企業を元気にしたいと思うようになりました。

マネーフォワード

そうしているうちに、人のつながりで奇跡的にマネフォワードと出会いました。
経営者の一番身近な存在である士業の方々とパートナーになり、
クラウドで一緒に中小企業を元気にしていくということに魅力を感じ、
転職を決意。

バックオフィスを効率化することで社長、企業の方々が本来の業務に集中できる環境を提供したい。
そして社長、企業の強みを最大に活かしてもらい、
企業が発展し、その結果北海道が元気になればいいなぁと思っています。

そのためにも、中小企業を支える士業の方々の効率化をサポートさせていただきたいと思います。

とにかく、大好きな北海道のためにこれからも頑張ります!

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