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寝言日記2019/08/19【とてつもない謎がそこにある】

昼寝研究所寝言レポート#1975

うーむ……
娘の転院がほぼ決まり。後は日程だけ。
いまの病院にずっといるわけにはいかないようです。なにやらそういうキマリだそうで。
ただ、転院先の候補となっている病院が、お見舞いの時間が今のところより二時間早いのです……

なので、平日のお見舞いは時間的にもう無理。休日でもかなり短いなあ……

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ということで、ちょっとアレコレ憂鬱。
うーむ……

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不可能犯罪ものが好きです。
密室ももちろん大好きです。
高校生の頃に手に入れたと思いますが、ハヤカワミステリ文庫の『密室大集合』という20編もの密室ミステリを集めた短編集があります。
今朝、この中の一編『クロワ・ルース街の小さな家』というとても短い作品を読み直しました。多分5回目ぐらいの再読。メグレ警視シリーズで有名なジョルジョ・シムノンの唯一の密室もの。
これが、素晴らしく良い出来なのです。
編者は我等がエドワード・D・ホック先生。数多くの短編ミステリを書いた巨匠であり、優れた不可能犯罪ものも量産しました。
この短編集に自身の作品も入っているのですが、サム・ホーソーンシリーズの第一作『有蓋橋事件』です。
え? これかなあ……ちょっと最初に読んだ時に拍子抜けだった気がするので……でも、もう一度読んだら評価が変わるかもしれません。

で、この短編集の中のイチオシは(何度か日記で書きましたが)『アローモント監獄の謎』です。
作者は名無しの探偵シリーズのビル・プロンジーニ。そのシリーズは一作しか読んだことありません。
不可能犯罪ものは、あり得ない現象を扱っているので、必然的に奇術的な要素が多くなります。
この短編で書かれる事件は、ちょっと意味がわからないほどの不可能状況。
舞台は衆人環視状況にある絞首台です。この緊張感がスゴいし、現象の凄まじさにも心震えます。
そして、それが合理的に解き明かされた時の驚きと喜び。そしてよくぞこんな作品を生み出してくれたという感謝。
嬉しくて笑ってしまうほどです。

いま、この短編集の紹介をしたページを見て、改めて読み直してみたくなりました。
クレイトン・ロースンの作品や『子供達が消えた日』も印象深いなあ……

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というわけで昨日2019年8月18日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が4冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1121ページ。ありがとうございました。

あー、今日は何も進みませんでした。
しょうがない……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけます。


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