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寝言日記2019/08/27【余白あるいは行間『三等星のスピカ』】

昼寝研究所寝言レポート#1983

堺東のバスターミナルでは堺東泉ヶ丘線310番乗り場から出ます。
……
……
わかりにくいんじゃ!

もう、乗り場の番号要らん!
もっと良いバスターミナルデザインが絶体にあるはず。
21世紀なんだから……

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そんなモヤモヤした悲しさを吹き飛ばす作品に出会いました!
まだ1巻の半分ぐらいまでしか読んでおりません。
イシノアヤ先生の『三等星のスピカ』でございます!!

そもそも、1巻を半分しか読んでいない状態でオススメしてよいのか、という迷いも無くはないのですが、もう一つ一つのエピソードがいい音出しながら心にバシンとくるわけです。

そもそも、タイトルだけだと何のマンガかわかりませんよね。昨日オススメしたマンガとえらい違います。
でも、例えばあの名作マンガ『河よりも長くゆるやかに』だってそうだったし。

第一話のトビラ。主人公(たぶん)の少年が犬を散歩に連れて行こうという場面。
絵がうまいなあ。犬の頭を撫でる時の姿勢。手の大きさ、少年の笑顔。これを見て期待がちょっと高まりました。
散歩の途中でトラブル、というお約束だけどお話のうまさであっという間に引き込まれます。
あと、いまのところどのように絡んでくるのかよくわからない山根あかねさんのさらっとした展開も響きます。写真なあ。カメラなあ。

また、語らずに見せて、読者に感じさせるという方法で、例えばマネージャーに対する主人公の行動がまた……
そして第7話「オフ日」の世界。何コレ。雨の日のできごとを描いて最後のページで和菓子屋へ行くだけ……良いものに触れた感でため息がでます。

もう、地味だけどかけがえのないエピソードの連続。ああ、こういうことが玄米茶のように心地よく味わえてしまうのだから年を取ったモノです。
しかし、こんなお話を組み立てる作者のスゴさよ……

というわけで、いま調べたら全三巻。作者はBL畑の人なのでしょうか。そちらの作品もいくつかあります。
とりあえず、これは楽しみ。

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もうGardenscapeは行き詰まりました……しばらく封印かな。
これ、出てくるのがあの執事だからこそ課金せずに済んでいるような気がします。

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というわけで昨日2019年8月26日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が1冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1403ページ。ありがとうございました。

頭の中で話を寝かしておくと、色々と発酵してきます。こんなエピソードを入れようとか、これにはこんな意味があるのかと突然(作者が)気がついたり。などといったことです。
が、それらが並んだからといっておもしろいかどうかはまた別の話……

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけます。


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