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転がるものの記憶

2021年7月26日
昼寝研究所寝言レポート#2677

ちょっとアレです。
暑いです。

……まあ、夏なのでしょうがないです。

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いまだにダラダラとNier Reincarnationをやっています。
7/31になって、いまのキャンペーンが終わったら、そこで止めようかと思ってます。

メインのお話が、敵が強すぎて先に進まないという状況なのです。
まあ、いくらでもサブクエストがあるのですが……

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部屋の床に文庫本がポロポロと転がっているのです。
いま見たらA.J.クィネル『血の絆』がありました。
うわー、懐かしい……というか、殆ど覚えていません。内藤陳さんのオススメの文章の方が何度も読んで印象に残っているほどです。
クィネルは覆面作家だったと思いますが、その後どうなったんでしょう?
あ、Wikipediaに載ってた。
そうそう、『燃える男』『スナップ・ショット』『メッカを撃て』を読みましたよ!
熱い作品ばかり!

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あと、イーデン・フィルポッツ『赤毛のレドメイン家』『闇からの声』が転がってます。
『赤毛の~』は確か乱歩先生が激賞してたんでしたっけ?
入手してから数十年。読んでません。おそらくこれからも読むことはないでしょう。
乱歩先生のオススメはちょっと怪しいからな~
まあ、古い作品をいま読んでも、というのはどうしてもありますよね……

あ、いま見たら、どちらも新訳が出てる。
いま読んでもおもしろいと書いてあるけど……ほんまかいな。

乱歩先生ってカーの『死者はよみがえる』も褒めてたんですよね。
これ、確か高校生の頃に読んで「なんじゃこりゃ~」と思った覚えが。
まあ、稚気に富んだ作品ではありますけど……
その新訳が出てるんですよ……せめてKindleで出してくれれば買うのに。
最近になってカーの新訳が出過ぎ。追えてません。昔だったら大喜びだったでしょうが……

カーは一番贔屓の作家でした。不可能犯罪にこだわって、数々の妙なトリックを考案して、中には奇跡的な傑作もあるという。
まだ何作か未読の作品があるはずですが、あの頃に入手困難だったモノは、結局高く評価されていなかったものばかりなので、もういまさら読まないかな……

で、結局一番好きなカーの作品は『火よ燃えろ』(1957年)です。
異世界転生というか、100年前のロンドンにタイムスリップしてしまったチェビアト警視が大活躍。
どちらかというと冒険活劇的なお話ですが、きちんとミステリ的な事件も起こります。
自身の知識があれば、近代的な犯罪捜査が可能になると信じていたチェビアトの目の前で女の人が撃たれます。しかし、完全に閉鎖された空間で、どこからどうやって狙撃されたのかわからない、というもの。
いいですね~
最後の一行のオシャレな幕切れ。よくできた物語です。

と思ったら品切れやんか……
こんなときこそKindleでしょ? 頼みますよ……

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というわけで昨日2021年7月25日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版も0冊。あれ? もしかして0と0ってつなげると眼鏡になるのかも。動揺して意味不明のことを書いているのかも。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は916。ありがとうございました。

さあ、もう眠いので今日は寝るべし。
明日も暖かいのかな~

それでは本日もお疲れ様でした。
おやすみなさい。

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