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例えることの意味『児玉まりあ文学集成』

2020年7月5日
昼寝研究所寝言レポート#2294

あれ?
もう日曜日終わりなの?

……そうか。終わってしまうのか。
まあ、仕事もアレですが、小説も確実に進んでいるから、良しとしましょうよ。

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えー、大澤めぐみ先生が結構頻繁にカクヨムで短編小説を発表しているので、ファンとしては嬉しい限りです。
一瞬でその世界に没入させる人物造形が巧みなのは言わずもがな。
ショートショート的なホラー小説が二つ、今日立て続けに投稿されました。

いいですねえ。
どちらも短いので、世界を細かく作って、人物のリアリティで広げておいて、ブツッと終わらせてその余韻を楽しむ、という感じでしょうか。
これ、わたしにはこういうふわっとした終わらせ方ってのができなくて、明確なオチを出さずにいられないのです。

あと、Youtubeでゲーム実況を再開したのも嬉しいです。

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さて、独特の世界を築いている三島芳治先生ですが、これが最新作なのかな?
「木星のような葉っぱね」というセリフから始まる『児玉まりあ文学集成』を読みました!

この作者の描く偏った世界が好きならメルトダウン間違いなし。
ええわー。

Amazonの紹介文の引用です。
『比喩・記号・語彙――文学の構成要素をテーマに孤高の才能が描く、静寂と浮遊感、とびきりのポップ。
詩情あふれる台詞と画面、ミステリのような叙述トリック、近いようで遠い存在である文学と漫画が、かつてないほど接近した注目作!』

……この惹句、読む前はちょっと意味がわかりませんでしたよ。
なんだ叙述トリックって。

が、読み終えた今ならそれがわかります。
こんな悲しいアレを叙述トリックと言うか……

二次元でも三次元でもない、そんなのあるんか。

はい、というわけでちょっと変わっていて、とても切ない感じのラブコメ。
2巻をポチりましたが、もう一度1巻を味わってからにするかなあ。

紙の本はプレミアがついているようなので、定価のKindleで楽しむのが吉かと。

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あ、そうだそうだ、うっかり見逃していましたが、拙著『白の添え歌 その他の物語』に7件目の評価をいただきました!
『チョコレートの天使』から読んでくれたとのこと。気に入ってもらえたようで何よりです。

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というわけで昨日2020年7月4日の自作Kindle有料版ダウンロード数は4冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は1404。ありがとうございました。

新作小説は1106文字増えて122465文字まで。
いろいろと思いつきの設定変更でとっちらかってしまってますが、なんとか押さえ込みたいと思います。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。


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