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誇りまたは絶望『世界で一番すばらしい俺』

2020年8月30日
昼寝研究所寝言レポート#2349

今日は朝から歯医者です。
待っている間、治療を受けている間、小説のタイトルを考えていました。

そろそろ最終章なのですが、話をまとめながら進めるにあたって、もういい加減タイトルが本決まりになっていないとまずいのです。

……まあ、勝手に一人でそう思っているだけなのですが、勝手に一人でここまで書いてきたので、たぶん、そうなのでしょう。

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最近、歌人の枡野浩一(ますの こういち)さんのポッドキャスト『本と雑談ラジオ』を聞いています。
枡野さんとマンガ家の古泉智浩さんが本やマンガについて感想を言い合うという内容で、もう百回以上放送されています。

これ、何となくマンガ家の古泉さんが破天荒な人で、枡野さんが大人しい、という感じなのかな、というような印象で聞き始めたのですが……

枡野さん、いろいろ複雑でおもしろいなあ、と思いました。

で、その番組で紹介されていた歌集を買ってみました。
枡野さんの本ではありません。
歌人、工藤吉生さんの『世界で一番すばらしい俺』です。
「なんじゃ、オレ様賛歌か?」と思わせるタイトルですが、この本を読むと、まったく違います。
最後の歌の一部がこれなのですが……

帯に載っている穂村弘さんの言葉が、すごく適切だと思われます。

「おかしないい方になるが、高度な無力感が表現されている。」──穂村弘

救われない心の有り様を書いたものが多いのですが、そうでないものもあります。そこから三つほどおもしろかった作品。

電柱を登ってゆける足がかりとても届かぬ位置より生える

つぶやいている場合だが重要なことをしている場合ではない

左肩にかけてたカバンを右肩にかけてパラレルワールドみたい

……いいですね!

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1巻を二回読んで、2巻を購入しました。
珈琲先生の『ワンダンス』を!
主人公のカボくんの迷いと少しずつの前進がいいです。
あと、ダンスシーンが荒々しく描かれていてカッコいい……
部長のダンスの表現。五人で踊っているところの動きがなんか想像できるように描かれてて、シビれます。

今回はカボくんと湾田さんがコンテストのメンバーに選ばれたことに納得いかない仁上さんが大きく話に関わってきました。
自分のダンスに自信を持っている彼女がまた成長していく様が頼もしいです。

このマンガ、使われている音楽が紹介されたりしていて、実際のミュージシャンの曲なんです。踊りの練習時に使うスピーカーがANKERだったりするところのリアリティも良いです。
あと、友だちが地味に良いですねえ。

さあ、2巻も2回読んだから、このまま3巻いっても良いですかね?
湾田さんのあんな表情見せられたら、続きが気になるじゃないですか!

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はっ! ペルソナ4を結構やってしまった!
戦いが終わった後でもスキルを使えることを今日初めて知りました……

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というわけで昨日2020年8月29日の自作Kindle有料版ダウンロード数は0冊。無料版が3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2465。ありがとうございました。

新作は……167749文字。まあ、いまはとにかくタイトルなんですよ。

それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。

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