その目に映るもの『ワン・モア・ヌーク』
2020年3月6日
昼寝研究所寝言レポート#2173
はい。帰りの電車の中で読み、駅で降りてすぐに読み終えました。
藤井大洋先生の大作『ワン・モア・ヌーク』を。
おもしろかったです!
この場合のおもしろいというのは、笑えるとかそういうことではなく、物語に夢中になれたということです。
すごかった……
一人の才能ある女性の、怒りと祈りのお話。
荒唐無稽とも言えるアイデアを、様々な方面から畳みかけて説得力のある、驚嘆すべき『本当』へと組みたてていきます。
このわずか数日の出来事(作中の主な出来事の時間は2020年3月6日から3月10日まで)を描いた作品を作るのにどれだけの時間が必要なのか。ちょっと想像できません。
しかも、この題材はこの作家にとって特別なものだったはずで、話の内容も着地点も、かなり難しい問題だったかと想像しますが、わたしとしてはもうこれで良いのだと思います……
読み終えた瞬間にこみ上げてくる感情。そして、現実としてそれが成されることはあり得ないという思い。
ラストの、やや寓話的に語られたその後の世界。そこまでいくとリアリティがなくなるのでは、とも思いますが、そこにこそ祈りと希望が込められているのかという気もします。
この時期に読めて良かったです。
=====================
2/27のMリーグを見ています。
……なにこれ。昨日の黒沢プロに続いての驚愕。
魚谷プロの東一局の国士無双ツモ上がり。おそるべし……
=====================
あ、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を見るためにひと月無料で入ったFDOを退会しないと……
もう明日にでも。
忘れそうだぞ……
=====================
というわけで昨日2020年3月5日の自作Kindle有料版ダウンロード数は3冊。無料版も3冊でした。
Kindle Unlimitedの既読ページ数は2753ページ。ありがとうございました。
週末に冷蔵庫を買うぞ~
そして、神戸にゴッホ展を見に行くぞ~
と思っていま美術館のホームページを見たら、コロナウイルス感染拡大防止のために3/15まで臨時休館だそうです……しょうがない。
それでは本日もお疲れ様でした。
お休みなさい。
*2019年3月以前の1800回分の日記(主に戯れ言)は以下からお読みいただけますが、オススメの本のアフィリエイトリンクがことごとく表示されてない状態です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?