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リモートワークにおけるスタッフの勤怠管理

こんにちは、ヤマタクです。

いつもとは違う年末年始を過ごしたのもつかの間、東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県を対象に緊急事態宣言が出されました。

新型コロナウイルスのパンデミックは、ワクチンが早期投入されつつあることで明るい兆しを見せていましたが、まだ感染予防策を怠れない状況が続いています。


リモートワークは自主性を育む働き方

東京都の調査によると、リモートワークを行う企業では、昨年4月の緊急事態宣言時に平均約5割の社員が実践。しかしその後、多くの人々は以前と同じ通勤を再開し、元の職場へと復帰しています。

コロナ禍とは言え、リモートでなく、オフィスで働かなければならない理由があるのでしょう。

創業以来20年以上、リモートワークで業績を上げ続ける世界的に有名なソフトウェア開発会社「ベースキャンプ」のCEOジェイソン・フリード氏は、こんなことをブログに書きました。

このパンデミックから抜け出る見識ある企業は、リモートワークで上手く働く方法を見出した企業です。これらの企業では、リモートワークを単に遠隔による働き方、という考え方をやめました。

フリード氏がリモートワークをすすめる理由の1つは、仕事そのものが評価基準になること。リモートワーカーにとっては仕事の成果こそが存在感のカギになるため、自律的に動きます。

とは言え、リモートワークの経験がない人にとっては、日々リモートワーカーがどのように働いているのかは気になるものです。

フルリモートの弊社オレコンの運用方法を紹介しましょう。


スタッフの勤怠管理法

リモートワーカーの導入を相談いただいたある経営者が、「オレコンではスタッフの勤怠管理をどう行っているのか」と尋ねてこられました。

弊社の勤怠は自己申告です。

ただし、週次報告で成果と働いた時間をチェックし、それらが伴っていない場合は「どうしたの?なにか問題あったの?」と先輩スタッフが声をかけます。

さらにその週も改善しない場合は、「この業務は苦手ですか?」と配属から外していきます。つまり、さぼったり、嘘をついたりが続かないように配慮しているのです。

結果的には、成果が出ない人を無理やり働かさない、本人の希望に合わせて配属を変えるという柔軟な組織の形成につながっています。

後輩のチェックをする先輩スタッフですが、「スタッフの採算性を上げると評価される」という評価基準を入れておくことで、皆が自然に行動してくれるようになります。

週次報告はTrelloで管理

弊社ではリモートワークを続けるかたわら、様々なツールを試してきました。なかでもリモートワークの三種の神器は、「Chatwork」「Zoom」、そして「Trello」と言えます。

特にTrelloは、スタッフ全員が全社各プロジェクトの進捗状況を共有するためだけでなく、「仕事を進めなくては」というソフトなプレッシャーにもなっています。

週次報告は毎週月曜午前9:30までにTrelloでしています。結果がともなう仕事をしていないと先輩スタッフから指摘が入る仕組みになっているため、各自が、「どう採算性良く結果を出すか」を管理するようになっていきます。

週次報告の以下のような感じです。

【報告・計測期間、例:1/7-1/14】
■先週の行動レビュー(行った行動・数値など記載)

■上手く行って、拡大すべきこと
※「上手くいったこと」と同じ位置づけですが、オレコンでは、上手くいって終わりではなく、上手くいった方法を具体的に記載し、社内で共有し拡大していくようにするため、「拡大すべきこと」としてます。

■たまたま上手くいったこと

■上手く行かず、改善が必要なこと

■上手く行かず、今後止めるべきこと(「停止すべきこと」)

【今週対応すること(今週施策)】

いかがでしょう、参考になったでしょうか。

最後に

オレコンではスタートアップの経営者などに向けて、リモートスタッフの採用・管理方法や仕事の進め方について、弊社の運用を一例としてお伝えしております。

ご興味があれば、お気軽に下記バナーよりお問い合わせください。無料で導入のご相談を承っています。

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導入ステップは、以下の通りです。
①ヒヤリングと応募条件の設定
②採用マーケッター1名の採用、又は教育を弊社が代行
③3ヶ月で人事採用部門の自立自走へと導きます

今後もリモートワーカーの採用や人事評価、スタッフの働き方支援などについて理解を深めていただけるような発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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