反省を生かさないスタイル

不肖わたくし、主婦業を営んでおりますゆえ毎日の献立には頭を悩ませております。

というか組み合わせが絶望的にうまくない。和食のメインには味噌汁、中華のおかずには中華風スープを出して、あとサラダ、なんてやっておけばなんとか体裁は整うのですが、気を抜くと「麻婆豆腐とひじきの煮物(どこの国に照準を合わせているのか)」とか「豚汁と大根サラダ(大根かぶっとる)」とかやっちゃうわけです。あと気が付いたらメインにもサブにもポン酢かけて食うハメになってたりとか。

諸悪の根源はわかっています。そのとき自分が食べたいと思うものにそのまま従いすぎるのです。

外食のときは、お店のメニューによる制限もありますし(麻婆出す中華屋さんにひじきの煮物はあんまりない、たぶん)、人目もありますので最近は慎んでおりますが、一人で食事をするようになった20歳前後ぐらいのころはひどかった。

「すいません、ペペロンチーノとカルアミルクください」とオーダーするわたしをみて、ウエイターさんはどう思ったでしょう。しかも食べる段になるとオーダーした本人も頭を抱えるのです。にんにくと唐辛子のあとにこの甘味はあわない、と。もうちょっと考えようぜ、と反省してもまた「ビーフカレーとココアください」とやってしまうのです。っていうか辛いのと甘いの好きなのな、自分。

そんなことを考えながら作った一人分のお昼ごはんはブロッコリーと卵のマヨ炒めと納豆キムチでした。もうちょっと考えようぜ?


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