20190125CGrass平山亮

1/25一橋大学CGraSS公開レクチャー45回『うろたえる男たち~女たちの告発に、私たちはいかに応えてきたか/応えるべきか』

1/25(金)、一橋大学ジェンダー社会科学研究所(CGraSS)の公開セミナー45回『うろたえる男たち~女たちの告発に、私たちはいかに応えてきたか/応えるべきか』に参加してきました。講師は平山亮さん(東京都健康長寿医療センター研究所)。

女性が痴漢の被害を訴えた時に、冤罪被害について語る男性が必ず出るが、あれはなぜなのかという話をしていました。私は自分のノートに「高プロやるべき。仕事が忙しければネットに書きこむ時間がないから(痴漢冤罪論争は)解決」と走り書きをしています。

医療センターというから、もっと臨床寄りかなと思ったんですが、研究室でネットやっているだけだってことがわかりました。斉藤章佳さんにしろ、信田さよ子さんにしろ、臨床をやっているから強いんですが。

私は質問票に「ひきこもり当事者研究会を手伝っているのですが、現場に来ませんか?」と書いて提出しました。しかし司会者は、大学人の提出した質問票ばかりを読み上げました。どうも近隣の大学から関連領域の教員・院生が来ているみたいで、司会が質問だけでなく、肩書も読み上げる。だったらわざわざ公開にする意味はないだろう。内輪でやれよ。

一橋大学国立キャンパスって、校舎が新しくって立派なんです。レクチャーの内容はたいしたことなくても、建物が立派だと、「自分たちはたいした学問をやっている」と大学人が錯覚すると思います。もっと運営費交付金を削るべきだと思います(削ったお金をNCNPに回してくれないかしら。女子トイレのカギが壊れて、ガムテープで止めているところがあるから、直してほしい)。
文教費を使って、医療費や社会保障費をどう減らすかを考えるべきなのに、大学人の自己満足の教養サロンごっこに費やしていたら、いつまでも日本の医療費は増え続けるだろうし、少子高齢化もジェンダーギャップの是正も地域包括ケアシステムも自殺対策も何も進展しないと思う。

司会が閉会の挨拶をし、拍手も終わったところで、私は「異議があります」と挙手をしました。
「私は〇〇学者の〇〇〇〇の元愛人という立場です。男性学はなぜ〇〇〇〇を淘汰できないのでしょうか? 以上になります。ありがとうございました」
そう一喝して、トイレに寄って、帰りました。誰も話しかけてきませんでした。
〇〇〇〇が淘汰されないのは、君たちの実力が彼とどっこいどっこいだからです。学問と心中する覚悟で、もっと真剣に取り組みなさい。性暴力について考えたいなら精神病院に行きなさい。
対立軸は男性vs女性ではなく、職業研究者vs当事者研究家である。何のために税金で職業研究者を養っているのだろうか?

生活保護寸前ですが、学問上の筋を通すために学会行脚を続けています。寄付を熱烈歓迎します。