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歌詞に込められた思い

こうゆう感覚は初めてかもしれない。

歌を聴いて、歌詞に込められた思いを感じ取って、涙が溢れて鳥肌がたつ。
思えば、中学後半から現在に至るまで、CかKしか聴いてこなかったから、歌詞の意味なんてほとんど理解せず聴いてたもんな。

成田昭次 ミニアルバム 「犬も歩けば棒に当たる」

聴けば聴くほど、読めば読むほど、昭次の思いが伝わってくる。
歌詞カードをじっくり読んでは涙が溢れ、イヤホンして全神経を集中して歌を聴けば全身に鳥肌が立つ。
色んな葛藤を経て、覚悟を決めてもう一度歌うことを決意してくれた。
その強い思いがすごく伝わる、いやもう伝わり過ぎて泣けてくる。
仕事中にPCのメモ帳に書き起こした歌詞を読んでは涙ぐみ、昼休み時間にイヤホンでThat's It!!を聴いては鳥肌がたつ。
ここ数日、会社でずっとそんな感じ(笑)

That's It!!の歌詞はやばい。
ライブで聞いた時は、激しい曲だ~かっこいい~!ってのに気を取られて、あまり意識してなかったけど。
すべての言葉一つ一つに昭次の強い思い、気持ちが込められてて、ほんとに何度聞いても鳥肌もんで涙もん。
辛かったんだろう、悔しかったんだろう、苦しかったんだろう。
再会して引っ張ってくれた仲間の手を、いやもういいよ・・・って、一度は放そうとしてたんだろう。
でも、もう一度やってやる!!そう決意してくれた。

「ついに来たぜ 待ちわびた日が 魂 賭けて弾け」

That's It!! 「犬も歩けば棒に当たる」

その思い、決意に奇跡を感じて涙が出る。
ありがとう、ほんとにありがとう、と心で何度もつぶやいてしまう。

「忘れるはずはないだろう?飛び込んで駆け抜けた日々を
叶えろ 枯れ果てて 折れたくない That's not人生 そうさ go on」

That's It!! 「犬も歩けば棒に当たる」

そうだよね、忘れてないよね、あの頃の自分。
そう、まだまだやれるんだよ昭次!と、心の中で叫ぶ。

「経験だぜ 消したい過去も 全部見せてやれ」

That's It!! 「犬も歩けば棒に当たる」

過去をほじくり返して色々と言ってくる人もいるんだろう、でもだから何?と言わんばかりのこの言葉。
あぁ、もうただただかっこいい。

不思議だわ、なんで私こんなに熱くなれるんだろう。
昭次の声の成せる業?
なんかもう、色々感動してる。

ソロ時代の「ボクノスベテダッタノニ」を聴いた時も、鳥肌がたった。
もちろん聴いたのは昭次愛が復活した最近だったから、「いつか僕の歌が君に届いて、滲んだ時を思い出すんだろうか」という出だしのフレーズを聴いた途端、ぶわっと鳥肌がたった。
十数年経って、私の耳に届いたことに感動した。
「届いたよ~!昭次~!」って伝えたくなったよ。

それにしてもこの曲も、歌詞に込められた昭次の思いがとてもせつない。

「なにか信じて 何か探してたね 失いそうな何かに怯えて」

「ボクノスベテダッタノニ」

「微笑んでた君が 僕のすべてだったのに」

「ボクノスベテダッタノニ」

辛い時期を過ごしてたあの頃、まさにそうだったんだろうね。

そして重なってしまう、私の香港への思いと。
香港・・・私のすべてだったのに。

2019年以降、大好きだった香港はどんどん変わっていき、色んなものが失われ、私にとって大切なものが一つ二つと消えていく日々。
冒頭の写真の蓮香樓(2008年、飲茶しに行った時のもの)も先日閉店したらしい。

デモが激化してたあの頃、毎日のように香港の情報をネットで追いかけて、いろんなメディアが中継してる何画面ものライブ映像を映し出して見続けて、日本にいながらにして壊れていく香港を目の当たりにして傷ついて。
悲しさ悔しさで押しつぶされそうになりながらも、それでも望みを捨てずにこのまま終わらないでと祈りながら信じてたのに。

現実は厳しく、信じることにも疲れて、もう無理・・・と力尽きて。
香港に行けないなんて、生きてる意味ないし、仕事してる意味ないわ、とすべてが嫌になって。
毎日ただただ大きなストレス抱えて仕事だけしてる日々に、無気力で無感情になってた。

でも昭次のおかげで色んな感情が戻ってきた気がする。
昭次の力は偉大だ。
変な言い方だけど、昭次が生きてること、存在してることに日々感動してる。
また表舞台に出来てきてくれたことや男闘呼組が再始動したこと、なんかほんと色々奇跡が起きてるなーと。
時を経て、あの声がまた聴ける。
過去の声じゃなく、今の声。
どうしても家駒と重ねてしまうけど、家駒はもうどうやったって今の声は聴けないから。
でも昭次の声は聴ける、これってすごいことだよ。
あのまま一般人として生きる道を選んでたら、この声は私たちは二度と聴くことはできなかったんだから。
でも今、私の耳にこの声が届いてる。奇跡だ。
歌うことを決意してくれてありがとう、そして、昭次にその道を作ってくれたメンバーや周りの人達、ほんとにほんとにありがとう。

after rain
お兄さんを想って書いた歌詞。
とてもせつなく悲しい。
家強が家駒を想って作った曲「祝你愉快」を思い出す。
コンサートでこの曲を泣きながら歌った家強。
昭次がどんな思いでこの歌詞を書いたのか・・・想像するだけで涙が出る。
でも前を向いて進んでいくんだ、という気持ちがすごく伝わる。

「季節を巡り 花を咲かせて 朽ちゆき種を 最後に残して
向きあう事を 受け入れた時 雨音は消え光る」

after rain 「犬も歩けば棒に当たる」

「叶えるために立った 月照らす夜道 笑った約束
あなたを抱え あなたと歌う ライトに先に明日があるから」

after rain 「犬も歩けば棒に当たる」

このあたりの歌詞は、ほんとに胸が熱くなる。

しかしまぁ、その道のプロというか、それを仕事として来たんだから当然なのかもしれないけど、言葉のセンスというか表現力がすごいね。

なんか昭次の言葉って、どれもこれも、とても深いというか重みがあるというか、上手く言い表せないけど、一つ一つの言葉にすごく感心感動させられるんだよね。

男闘呼組再始動に向けて4人が出してたコメントでも、胸打たれる素敵なメッセージだなぁって思ったし、インスタのコメントも、遡って隅々まで読んだけど、なんか読んでるだけで泣けてくるんだよねぇ。
上っ面だけで言ってるんじゃない、本気の言葉っていうのかなぁ、そりゃもちろん適当なことは言わないだろうけど、なんか昭次の言葉は特別なんだよね。

どんでん返しのラストシーン
この曲の歌詞は、今の世相を歌ってるような、辛い時代を生きてる人たちに向けての応援歌のようでいて、昭次の自分自身の今置かれる状況を表してる歌詞で、これもまたぐっとくる。
まさにどんでん返しだよね、今のこの状況。
きっとラストシーンは笑って手を握り合ってる。大切な人たちと。

出だしの歌詞はちょっと胸が痛くなったけど。

「あれすんなこれは無意味と 匿名で切りつけるの?」

どんでん返しのラストシーン 「犬も歩けば棒に当たる」

あれを聴いた時に、あぁやっぱり心無いことを言ってくる奴がいるんだろうな、と思ったから。
インスタに嫌なDMとか来てんじゃないだろうか、と心配になるしむかつくけど。
いやでも昭次の決意はそんなもんには動じないはず。それだけの覚悟をもって戻ってきてくれたから。

「行き先も意味もいらない ただ好きであればOK 損得勘定もいらない Hey!何でも良い 全て愛情」

どんでん返しのラストシーン 「犬も歩けば棒に当たる」

「愛されてんだよ 信じてね」

どんでん返しのラストシーン 「犬も歩けば棒に当たる」

そう、愛だよ愛。
愛されてるんだよ、昭次は。
ライブで呼人さんも言ってたね、「愛されてる男だな」って。
羨ましいぐらいたくさんの人に愛されてる、でも愛されてる昭次を見るのは、すごくすごく嬉しい。
この先も、いっぱい愛されて、いっぱい笑っててほしい。

「僕らは笑って 手を握る 愛されてんだよ信じてね
高鳴りを 取り戻せ Do it right!」

どんでん返しのラストシーン 「犬も歩けば棒に当たる」


パズル
はもう、言わずもがな。
男闘呼組が復活した今。
この歌詞がこんな早い段階で現実のこととなり、それを踏まえた上で聴くと、もうなおさら感動的。

寺岡呼人さんって人、私は今回初めて知ったんだけど、一体何者!?
男闘呼組の隠れメンバーか!?と思うほど、4人の気持ちを最高に素晴らしく表現されてて。
昭次と食事した時に色んな話をして、すぐにこんな素敵な曲を書きあげたって? 
やっぱり愛だな、昭次への男闘呼組への。
愛されてんだよ信じてね・・・あぁやっぱりここに繋がっていく。

昭次の周りにいる人達って、みんなほんと素敵な人たちばかりだね。
ライブの時のバンドのメンバーも、私は疎いから全然知らない人たちだったけど、どうやってこんなメンバー集めたの?と言いたくなるほど、素敵なメンバーに囲まれて、良かったねぇ幸せだねぇ・・・ってすごくほっこりしながら見てたもん。
だからライブの雰囲気もすごく良くて、あったかい空気に包まれてたんだろうな。
4人で昭次を見守りながら支えながら・・・画面越しでもすごくそれが伝わってたよ。
特にキーボードのデビン木下くん。なんかかわいらしい人だね。
彼を後ろから撮ってる映像で、演奏中ずっと昭次を見つめてるような、後ろから見守ってる感が出てて、なんかフフッってなってたのよね。
ま、実際はキーボードの上に置いてた楽譜を見ながら弾いてただけなんだろうけど、その先に昭次がいたから。

成田商事もあの5人でやってくれたらよかったのに。
ほんとに素敵なメンバーだった。

パズルはMVまで作ってくれて。
男4兄弟、真剣な顔、楽しそうな顔、嬉しそうな顔。
4分34秒、そのすべての瞬間が愛おしくて、もう何度も何度も繰り返し見てしまうんだけど。

でも何度見てもツッコまずにはいられない、みんなで笑い合ってるあのシーン。
あぁマイク邪魔!!って。

あれ・・・別角度の映像ってないですか?(笑)


素敵な歌を届けてくれて、ありがとう昭次。


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